ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

2025年度の家庭菜園はどうだったか?得られた学びや発見【自然農法】

セミリタイア後に畑を借りて、家庭菜園をやっている。

市民農園なのだが、一度契約すると利用者優先で永続的に借りれるらしいので、せっかくということで、自然農法で家庭菜園に挑戦している。(普通は2年契約で、契約満了すると次の利用者に交代)

自然農法とは、農薬を使わず、肥料も使わず、土も耕さない、自然に近い形で栽培する農法なんだけども、始めたばかりだと、まともに野菜ができるようになるのに時間がかかったりする。

特に市民農園なんかは以前の利用者がいたわけだから、そこで農薬やら肥料を使っているとなると、自然の元の土壌に戻るのに3~4年など、長い年月を要したりするらしい。

こういう理由で、自然農法を挫折する人は多いらしい。

私の場合は先ほども述べたように、利用者優先で永続的に借りることができる市民農園なので、どうせなら土壌改良もやりながら気長に栽培しようと思った。

 

そして、2025年度は家庭菜園を始めて3年目だったわけだけど、1,2年目は案の定大して野菜を栽培できなかった。

まともにできたのは大豆、黒豆、ヤーコン、菊芋くらい。サツマイモですら小さいのしかできない。

んで、2025年度はどうだったかと言うと、1,2年目と基本は変わらない。

しかし、場所によっては、まともに野菜が収穫できた場所もあった。

 

下の図は、私が借りている畑をエクセルを使って模式的に示した図だ。

図には私が畑で作った畝の配置状態を示している。(畑はかなり広く200平米くらいある。)



 

まともに野菜が収穫できたというのは、上の図でいう畝2の黄色く塗っているところ。

畑のちょうど端っこなんですね。

ココは当初草がボーボーで手つかずって感じの場所だったわけだけど、そういう場所が自然農法を実践するのには適した場所なんですよね。

元々自然の力が宿ったままの場所だと思うのでね。

そこで栽培できた野菜は、夏はキュウリ、インゲン、ピーマン、トマト、冬はキャベツ、白菜、大根が割と大きく育ちました。数自体はそんなに多くないですが。

 

ちなみに畝2以外は生育がいまいち。(大豆、黒豆、ヤーコン、菊芋は育つけど)

ココの畝では、ただ何もせずに種を撒いたのかというと、実はそうではありません。

米糠を一面に撒きました。表面に撒いただけで、土に混ぜ込んだりはしていません。野菜を植える1か月前に施しましたね。

ちなみにトマト、ピーマン、キャベツ、白菜に関しては、ポット苗で育苗してから、植えました。

育苗苗を植える時にしたことがあって、大きなスコップを十字型に土に差し込んでから、植えました。

差し込んだ場所から空気が触れて、土中の有機物が急速に分解され、養分になって初期育成を助けてくれるかな?と思ったからです。

それと根が伸ばしやすくなると思って。

 

土壌生態学の本で、植物が育ちやす土壌の構造があって、それは団粒構造というやつです。

ころころっとした小石のような土の塊が多数あるような状態で、それによって土の中に隙間が生じ(気相っていうんだけど)、物理的な排水性を良くするだけでなく、空気が触れない土の塊がたくさんあることで、塊の中の有機物がすぐに分解されることなく、養分を長く土中に留めることができる構造だ。

また土の塊に水分が浸透することで、水の蒸発を防ぎ、保水性もカバーできる。

自然農で土を耕さない理由はこういう土の団粒構造を壊さないためでもある。

他にも土を耕さない理由としては、菌の生態系を崩さないため。例えばアーバスキュラー菌根菌という菌が存在してて、植物の根に寄生して、植物の根から糖を貰う代わりに、土の奥深くに菌糸を張り巡らして、植物の花芽形成に必要なリン酸などを吸収し、植物の根に供給する。

この菌根菌の菌糸ネットワークは耕すことで、崩れてしまう。

 

しかし、自然農法家でも耕している人はいる。↓

www.youtube.com

上の動画は2時間くらいの長い動画だが、この方は畑を耕している。

でもその耕し方を見ていると、かなり荒い。

耕している時に出る土の塊などは、ほぐさずそのままにしている。

土の塊をほぐさず、それによって、その土の塊は耕されていない部分として残り、土壌の生態系、構造をある程度維持できるのかな。

そして、荒く耕したことで野菜の根張りをしやすくすると同時に土中の有機物の分解も促進させて、速効的な養分を作り出し、野菜が育ちやすくなるのかもしれない。

先ほどの育苗苗を大きなスコップを十字型に土に差し込んでから、土に空気を送り込んで植えるというやり方も、この話から思いついたわけです

実際野菜は割と大きく育ちましたが、育ってない場所もあったので、効果はあったのか無いのかはっきりしないのが微妙なところですが・・。^^;

 

そういえば苗作りする時に私は畑の土を使っているのだが、それでもよく育つ。

その理由はやはり、畑から土をスコップで取り出すときに、空気を含み、有機物が分解して、養分になることで、苗の育成が良くなるからかなと思う。

完全不耕起でなくとも、ある程度軽く耕したほうが野菜も育ちやすいかもしれない。

↑去年の育苗中のトマトとナスの苗。4月中旬の時点。畑に定植したのは、トマトは5月下旬、ナスは6月下旬くらいだった。

 

ちなみに土壌生態学の話には乾土効果というものがあって、からからに乾燥させた土に水をやると、土中で生き残っていた菌が息を吹き返し、急速に有機物を分解する。

実際に、前年放置してからからに感想しきった苗の土で、野菜を育苗したことがあったが、前年の土なのによく育った。

一度使った苗の土は、乾燥させることで、再度また育苗に使えるかもしれない。

3年の自然農家庭菜園でこのような色々な学びや発見があり、面白いですね。