ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

会社の確定拠出年金制度が酷いよぉ

私の会社では企業型確定拠出年金制度を導入しています。入社当初から確定拠出年金の加入を会社から勧められ、内容についてはよく分からないまま加入の手続きをしました。

昨年、2017年1月から個人型確定拠出年金の加入者の対象が拡大するという情報を聞きまして、その情報により初めて確定拠出年金に興味を持った次第です。

調べた当初は掛け金全てが所得控除の対象になり節税効果があること、そして確定拠出年金で投資をすると、運用益は非課税であることが分かり、こんな良い制度なのかと鼻を膨らませて興奮したものです。

会社が拠出する掛け金額は・・。

さて、肝心の企業型確定拠出年金について調べていたら、掛け金は会社が払ってくれているということが分かり、自分で拠出しなくて良いんだヒャッハーとなったのを覚えています。

でも待てよと。ただでさえ給料が安くて、コスト削減を声高に叫び、ケチケチしているうちの会社が、掛け金をそんな拠出してくれているのかと・・。

調べてみました。結果、たったの約2800円!!(昇格したら上がるっぽいが私には無理だろう)

そこそこの優良企業やのにこんだけかよ!!1万円でも少ないとか言われてるのに!!工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工

うちの会社は企業年金も導入しているので、確定拠出年金で拠出できる限界金額は年間にするとマッチング拠出できる分含め、330000円までのようです。2800円だとマッチング拠出も2000円までしかできないので、272400円も枠が余る・・。

この拠出額でマッチング拠出した場合の減税額は、掛け金全額所得控除の対象だから、所得税は2000×12ヶ月×(所得税率10%(私の場合)+10%×復興特別所得税2.1%)=2450円、住民税は2000×12ヶ月×10%(一律)=2400円。マッチング拠出した分だけだと合計で年間4850円の減税にしかならない・・。

※計算方法の参考は梅田泰宏 著「これだけは知っておきたい「税金」の仕組みとルール」より

節税効果小さいよお~。

何とかならないのか考えていると、あることを思いつく。

企業型確定拠出年金と個人型確定拠出年金の併用はできないか?

調べてみたら、企業型確定拠出年金と個人型確定拠出年金の併用は可能だとか。これだ!!こうやって拠出の限界枠をいっぱいにしよう!!

そう思ったのですが、更に調べてみたら併用は可能なんだけど、それは勤務している会社次第とのこと。つまり会社側が個人型確定拠出年金と企業型確定拠出年金を併用できるように規程を変更しないといけないとのこと。

これまた嫌な予感・・。

そして会社に確認してみたら、案の定「併用はできません」との回答が・・。バッキャローヽ( `д´*)ノ

しゃーない。マッチング拠出含め4800円程しか掛け金拠出できひんけど、それで我慢するしかない・・。

と思ったら更なる残酷な真実に気づく・・。

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そもそもうちの会社はマッチング拠出できるのか?

マッチング拠出ができるかどうかも会社次第なのでは・・。調べてみたら、案の定企業型確定拠出年金の制度を導入している全ての会社がマッチング拠出ができるというわけではないとのこと。

会社が制度を変更しない限り、マッチング拠出もできないそうだ・・。

そして、うちの会社がマッチング拠出制度を導入しているか確認した結果、してないとのこと。所得控除も受けれないのか・・・。

雀の涙程度の拠出額でマッチング拠出もできないから節税もできないとか、確定拠出年金の旨味の効果が薄すぎる!!

これを知ったときの失望感とは何たるや。

思うこと

うちの会社も仕事で成果出せ成果出せうるさくなってきてまして、退職金も成果出さないと上がりません。なのでその救済として、確定拠出年金制度を導入したようですが、上で述べたようなあんなんじゃ意味ないやないけ(´;ω;`)ウッ

これなら確定拠出年金制度ないほうがマシですやん。個人型確定拠出年金に加入してるほうがええんとちゃうか・・。

でも1回企業型確定拠出年金に加入したら、退職するまで加入しないといけないし。はああ~(;´д`)

せめてマッチング拠出はしてほしいですね。なので先日確定拠出年金セミナーが開催されていたときに、側にいた人事に「マッチング拠出制度導入してください」と言っておきました。

ちなみにセミナーは受けてません。