ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

後輩に舐められたら終わり?そんなのどうでもええやん!!

会社の人や、友人、父親含め、社会人を経験している人と後輩の話とかすると、結構な人がこう言うんですよね。

「後輩に舐められたら終わりやで」

こういうの聞く度に思うんやけど、何が終わるんやろうか?

そりゃあ仕事の世界だったら後輩からの信頼が失墜して終わるかもしれませんね。後輩に仕事を頼んでもやってくれなくなるとかそんな感じ?

でも、だいたいの人の話を聞いていると、自分の自尊心を傷つけたくないからってのが多い気がするんですよね。

何で後輩から舐められたら終わり?

後輩云々の話とは違うけど、父親はよくこういうことを言っていました。

「お前大卒やねんから、高卒の人間には絶対負けるなよ!!」

友人の場合も、私が会社の後輩から人生相談をされるようになったって話をしたとき、友人はこう言った。

「ええやん。けど、その後輩には舐められんようにせえよ。後輩に舐められたら終わりやぞ」

父親が言っているのは、大学出ているのに高卒の人間に負けるのは大卒の自尊心として許されないということが言いたかったようだ。

友人に至っても、「私が会社の後輩から人生相談を受けている」という話のくだりから出たこの発言だから、先輩としての威厳が無くなると何を言うても説得力無いから、人生相談なんてしてもらえなくなり、自尊心が傷つくよ的なニュアンスを感じた。

これらの人間の発言から読み取れるのは、後輩から舐められたら終わりっていうのは、自分の自尊心が保てなくなるから辛いということだろう。

だとしたら本当どうでも良い話である。

要らぬ自尊心は捨てろ

日頃私は自尊心ほど自分を不幸にするものは無いと思っている。

特にこの日本ではそう。それに日本って仕事至上主義じゃないですか。人生=仕事みたいな感じじゃないですか。

だからこの仕事至上主義の世の中、仕事が一番自尊心を最も問われる場所だと思う。

だから仕事ができないとこの日本ではかなり自尊心が傷つけられると思うんよ。

でもそれに気づいたらさ、その世界(仕事の世界)でダメなんやから、そのダメなものに、苦手なものに自尊心なんて持つ必要ないと思う。

できるできないの能力もその人のアイデンティティ、自分らしさなんだからさ。と思う。

だから人のアイデンティティを他人がどうこう言う云われは無いんよ。犯罪を犯しているわけでもあるまいし

そりゃあある程度の自尊心は必要だと思うよ。私だって仲良くない奴との飲み会なんかに意地でも金は使わないっていう自尊心があるしね。

自分が自信を持ってできると思えるものに自尊心を持つことは良いことだと思うよ。

ただ、できないことはさ、できないんだから、無駄な自尊心を持たないようにするのが良いと思う。

だから「後輩に舐められたら終わり」なんて別にどうでもええことやって思うんや。

できないことをできないからってバカにされ、自尊心が傷つけられるのが嫌だからって、後輩に舐められないように先輩面して偉そうにするほうが私は嫌だね。