ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

なぜ対人恐怖症になってしまうのか?

私は仕事が全くできない人間です。その理由は人の話が理解できなくて、人から説明を受けても仕事の全体像が見えてこなく、何をしたらいいか分からなくなるからというのもあるでしょう。

それともう1つ。人と接するのが怖いからというのもあるでしょう。ただ、私の場合は、普通に日常で会話する分には、相手に対して恐怖心を持ったりはしません。

ただ、仕事とか、お互い利害関係が生じてしまう状態だと、相手に対して恐怖心を持ってしまうわけですね。

なぜこうなってしまったのか?自分の過去を振り返りながら、考えてみました。

対人恐怖症とは?

念のため確認。

対人恐怖症とは、周囲の目を強く意識してしまい、どう思われるのか不安で、人との接触を避けようとしてしまう症状のことです。

関係が継続するような学校や職場の人間に対し、強く症状が現れます。反対に家族などは何があっても許してもらえるのでそういった症状は現れないんですね。

見た目はごく普通にしており、会話もするため、周囲からは気が付かれない場合が多いみたいです。

対人恐怖症(たいじんきょうふしょう、英語Taijin kyofusho, taijin kyofusho symptoms ; TKS)は、対人場面で不当な不安や緊張が生じて、嫌がられるとか、不快感を与えるのではと考え、対人関係から身を引こうとする神経症の一種であるとされる Wikipediaより

私もあまり親しくない人間に対し、壁を作ったり、距離を置いてしまうあたり、そういった対人恐怖症なのでしょう。

職場のようなお互いの利害を意識しないといけないような関係だと、人と接するのは恐怖ですね。本当に緊張しますし。

私は幼少期に両親からよく怒鳴られていた。

私が幼いころによく覚えている記憶が、父親や母親から怒鳴り散らされ、泣いている場面ばかりなんですよね。

父親は今でもそうですが、非常に気が短い性格で、少しでもイライラし始めるとすぐ怒鳴るんですね。例えば幼い頃にある遊園地に行ったとき、アイスを食べたくて駄々をこねていた私に父親は往復ビンタで私を黙らせたり、祖母の家に行ってお菓子をたくさん貰っていたときも、当時贅沢を嫌っていた父親は、私と祖母に鬼のような形相で怒鳴り散らしたり、もうとにかくそこまでやるかってくらいに怒られた記憶が多いんです。

母親も少しイライラすることがあるとすぐキレ、大声をあげて怒鳴り散らすことが多かったです。

1度私が家のトイレを使用したとき、便器の便座を閉め忘れて、便座オープンに気が付かなかった母親はそのまま座ろうとして、便器にはまったことがあるのですが、その時もこれでも買ってくらい怒られ、お菓子禁止などの罰を与えられたことがあります。

もう、ちょっとでもイラつかせると、両親はすぐに怒鳴り声をあげる気の短い性格なのです。

多分これのせいで、「ちょっとでも間違ったことをしてしまうと、人から制裁を食らってしまう。そしてそれは悪いことなんだ。」と脳内でプログラムされてしまい、以後「人を怒らせる=悪いこと」の方程式が自分の中で成り立ってしまったと思います。

そして怒られたら、自分を責めなければならない。悪いことをしてしまっているという意識を持ってしまうわけですから。

そして他人からも悪いことをする人間だと思われたくない。

人から怒られるというのは、恐怖とともに罪悪感なども襲ってくるようになったんですよね。

だから人からちょっときついことを言われただけで、もうダメ。どんな理由であれ、その人から言われたことだけを意識してしまい、「これくらいで怒ることなのか?」という疑問を持つことも無く、ただただ自分を責めてしまうんです。

今はだいぶマシになりましたが、社会人になるまではこの考えはずっと染み付いてましたね。

いや、やっぱ今も人からきついことを言われると、変に罪悪感を感じたりしますね。たとえ相手が間違っていたとしても。「自分は悪くないはず、自分は悪くないはず」と思っても、謎の罪悪感に苛まれたりします。

3つ子の魂100までじゃないけど、対人恐怖症になってしまった原因としては、こういった過去の出来事が起因しているのかなと思います。

些細なことですぐ怒られ、それが続くと、こんなに怒られるのは自分に原因があるんじゃないかと思い始め、悪いことをした、相手に申し訳ないことをしたという罪悪感に苛まれ、何が悪いことなのかが分からなくなる。「相手が悪いのでは?」と疑問を持てなくなってしまいますからね。

なので子供の教育をする際は、些細な事で怒鳴ってばかりだとダメだと思いますね。