ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

早期セミリタイア計画策定!!

さて、セミリタイアをするにあたり、今まではセミリタイア後の生活をどうするかは漠然としていました。

ほとほとマネープランに関しては、セミリタイアまでに3000万以上の資産を構築するだの、セミリタイア後はバイトなどで月5万稼ぐだの、60歳までは貯金を1500万残してだの大雑把なことは考えていても、実際死ぬまでに資産がどれくらい残るかなどのシミュレーションがしっかりできていないなと思ったので、今回、FP3級で習う、キャッシュフロー表を参考にエクセルで早期セミリタイア計画表を作成してみました。

基本方針

1.基本は生活保護や親の財産を当てにせず、自らの力で生計を立てる。

2.あらゆるリスクを念頭に置いて、保守的な計画を立てる。

3.心身ともに健康を維持する。

資金はすべて自分で用意し、年金支給年齢の引き上げ、インフレなどのリスクを考慮しながら計画を立てる。

そして、ハッピーセミリタイアライフを送るためにも、心身の健康状態は常に良好になるように、ライフスタイルは健全なものにする。

早期セミリタイア計画

基本計画は以下のような感じです。

(1) 35歳までに3000万以上の資産を築き、36歳になる年の4月からセミリタイアを実行する。

(2) 60歳で完全リタイアするまでは、支出は年120万までとし、その期間の生活費は資産(年50万)と非正規雇用、その他副収入(年60万)で賄う。

(3) 投資は60歳までは運用を続ける。ただし、必要に応じて一部売却することはあり得る。

(4) 完全リタイア後は資産のみで生計を立て、国民年金と厚生年金などは70歳から支給されるものと考え、計画を立てる。

さて、計画を立てるうえで、以下の3つの期間で計画を考えました。

①現役時代(26歳~35歳)

セミリタイア期(36歳~60歳)

③完全リタイア期(60歳~85歳)

では、それぞれのキャッシュフロー表を見てみましょう。

①現役時代(26歳~35歳)

キャッシュフロー表は収入と支出の部で分けています。

給与収入は定期昇給は無いものとして設定しています。昨年も無かったので今後もベア以外は無いでしょう。

副収入も今はミステリーショッパーとこのブログからの収入が主ですが、今やっている感じだと、年10万円以上は稼げる自信がついたので、とりあえず10万で設定しました。ま、でも分かりませんね。ブログ収入はアドセンスが主ですが、いつか停止を食らうかもしれませんし、ミステリーショッパーは途中でやらなくなるかもしれないし。

26,27歳で一時的な収入が多い理由は、これは父親から資産の生前贈与があるためです。ま、これは貰えると思いますが・・。

インフレに伴う物価上昇も加味して、毎年0.5%で設定しました。

物価上昇に伴い、給料、生活費なども0.5%増えるようになっています。

表を見ていると、途中住居費が変わる年がありますね。そこは寮を追い出されて、アパートを借り1人暮らしを始める際のおおよその住居費としています。そして、1人暮らし開始と同時に会社から貰える家賃補助を給与収入に上乗せしました。

家賃は3万を想定していますが、可能であれば家賃2万の部屋を見つけたいとは思っています。見つかれば良いですが、良い物件が無いかもしれないのでこればっかりは分かりません。今は田舎に住んでいますが、セミリタイア後は都市部の近くに住みたいと思っています。都市部は地方と違って不動産価格が上がっているみたいなので心配ではありますが・・。

支出は抑えられるところはもっと抑えるように工夫していきたいと思っています。

1人暮らし始めても、何とか年100万ちょっとで生活できそうかな・・。

あ、年間の収支金額についてはすべてインデックスファンドに積立しようと思っています。

セミリタイア期(36歳~60歳)

セミリタイア後は、最低限の収入や支出の金額は守りたいので、セミリタイア後も稼ぐ収入として50万、MSやブログなどの副収入10万、支出は120万に設定しています。

収入はアルバイト、できれば短期派遣を断続的にやりたいと思っています。数か月働いたら数か月休んで、そしてまた数か月働いてーみたいな。

これで何とか収入を年50万以上捻出できればなぁと思ってます。

支出は健康保険料や国民年金保険料などの支払いも自分ですることになるので、その分の金額を加算。40歳になってからは介護保険料も支払わないといけないでしょうから、月額420円で設定しました。

セミリタイア後は支出が収入を上回ると思うので、年が経つとともに無リスク資産は減っていきます。無リスク資産は200万を下回る度にリスク資産から500万くらい売却して補充しようかと思います。リスク資産はなるべく長期で保有したいので、60歳まで運用を続けたいと思っています。

インフレは不安ですが、したらしたでそれに合わせて無理やり支出を従来通りの金額になるように調整するかもしれません。ま、計画表では物価上昇に合わせて支出も増やしてますが。

③完全リタイア期(60歳~85歳)

 

このシミュレーションだと60歳の時点で資産がまだ2500万残っていますね。うまくいけば、これくらい残るのか。セミリタイア後の資産が減っていく恐怖を抑えるためには60歳で1500万は資産が残っている状態にしたいと思っていたので良いですね。

あ、ちなみに完全リタイア後は実家に戻るつもりなので、住居費は両親がいなくて全額私が支払うとして、固定資産税の年間24万円を想定しました。この想定額は現在の固定資産税の金額と同じです。この固定資産税が家屋と土地両方合わせた金額なので、インフレの影響は考慮してません。家屋は経年劣化により価値は下がるのでインフレとともに固定資産税は上がらないみたいですし。

完全リタイア後はリスク資産をすべて売却して無リスク資産にしようと思います。投資の出口戦略についてはまだ全く考えていませんが、マイポートフォリオから株式を少しずつ売却していって、株式の比率を年と共に小さくしようかと。ま、その時の状況次第ですね。

年金は物価スライドなどは加味しておりません。物価上昇に伴い公的年金の給付金額と実質価値を維持するため、年金支給額が改定される可能性は少子高齢化が進んでいる現状、マクロ経済スライドなどの影響により、低いかもしれないので。

マクロ経済スライド⇒年金額を決める際、物価や賃金の変化だけでなく、年金を支える現役世代の減少や高齢化により年金が受給できる期間が伸びることなどを反映させる仕組み。これにより年金額がある程度抑制される。

それにこういうマネープランは常にあらゆるリスクを念頭に置いて立てたほうが良いと思います。したがって、年金支給年齢も70歳からとしています。

70歳以降に支給される年金は月7万くらいとして、年84万くらいで考えています。

すると結果は御覧の通り、だいたい85歳まで生きるとしても、資産が1000万円以上残るシミュレーションとなりました。こんだけ残るなら、犬を飼っても良いかもね。

ま、85歳まで生きるか分からないし、それ以上生きるかもしれないし。ま、でも85歳まで生きれたら十分でしょう。

残った資産は私の葬式に当て、お坊さん10人くらい呼んで盛大に式を挙げてもらうことにしましょう。資産はなるべく私のために使い切る。

とまあ、こんな感じで計画を考えてみましたがどうでしょうか。

ま、あくまで計画なので、状況に応じてこの計画は改変していくと思います。