ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

罪悪感ほど人を追い詰めるものはない

先日、今やってる個室の作業の作業手順書を作らされた時の話だが、この作業手順書をわざわざ数人集まって確認してもらっているときに上司からこう言われた。

上司:「君ねえ、申し訳ない気持ちとか感謝の気持ちとかちゃんと抱いているの?今回君のためにみんな時間使ってるんだからね。それ自覚してる?」

どうやら、私の態度が周りに迷惑をかけたという自覚が無いように感じるようだ。

続けてこう言われた。

上司:「君、Bさんとか迷惑かけた人にちゃんと謝ったの?感謝の言葉もかけたの?」

あのね、自覚はしてるんだよ。ヤバイミスしたってのはBさんから叱られたときに、そのヤバさ痛感してたんだよ。緊張して顔もずっと下向いてたしさ。

まぁ、でも私は仕事で失敗しても普段からあまり罪悪感というものを持たないようにして過ごしているから、申し訳なさそうにしている態度には見えなかったわけだ。

しかしねぇ、罪悪感ってホント人を精神的に追い詰めますからね。自分のせいでこうなった。自分のせいで自分のせいでと自分で自分を追い詰めすぎると、うつ病の人間が出来上がっちゃいますからね。

そりゃさあ、人を殺してしまったとか、ものを盗んでしまったとか法を犯すようなことをやってしまったらまだしも、自分の能力の無さでわざとじゃないのに人に迷惑をかけてしまった場合、罪悪感を強いられるのはたまったもんじゃない。

人間、能力に差があるものだ。ある分野では全く才能がないが別の分野では自分の能力をいかせられたりするものだ。私にとっては仕事という分野ではことごとく才能がない。どんなに努力してもほとんど改善できなかった。何度もやらかす度に他人に迷惑をかけてしまうが、その度に罪悪感を感じて、自分で自分を責めていたらやってられないわけだ。

だから、罪悪感をできるだけ感じないように「能力が無いから仕方がない」と何でも開き直れるようにした結果、自分で自分を責めるようなことはあまり無くなり、精神的にも安定するようになった。

その反面、相手にひどく怒られると、「何でこんなに怒られなきゃならない?わざとじゃないのに」と相手に苛立ちを感じるようになってしまった。

ま、きつく言われなかったら言われなかったらで、事の重大さを自覚しないので仕方ないが、言い方が「自分が何してるか分かってんのか?おい。おい!!」みたいなあからさまに怒ったような雰囲気で言われると、逆に相手に苛立ちを感じてしまうんですよね。それを相手も感じとって、「こいつ、反省してないな。」と思われてしまうんだろうなと思う。

それと私はサラリーマンになってからというもの、感情が死んじゃってて、会社で笑うことはほとんど無いんですよね。これもいざ、怒られるようなことがあっても、精神をあまり動じさせないために感情を普段から抑え、常に無の状態にしているんですよね。

ま、実際かなり動じてますが、嬉しいことがあった後すぐに嫌なことがあるとダメージって大きいじゃないですか。そのダメージを少しでも小さくしておきたいため、普段から無表情で、褒められるようなことがあっても、一瞬嬉しくなったりするんですが、すぐに感情を元に戻すようになっちゃった。よって常にほぼポーカーフェイスなので、他人からは自分が何を考えているのか分からないと言われる。

感情の起伏が少ないから、いざやらかしても、自分が申し訳なさそうにしている感じには見えないんだろうな。

でもやっぱり、やらかして怒られた後は、心の中ではひどく落ちこんでますがね。