ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

上司にこっぴどく怒られた日

それは先日から始まった個室での作業が気楽なのでルンルン気分で出社したときだった。

会社へ着くなり、上司は私のところへやって来て「ボン、ちょっと来い。」と言って、私は会議室に呼ばれた。

今まで会議室に連れていかれて、ロクな目に遭ったことがないので、嫌な予感がした。

上司に従い、私は会議室へ入室した。上司はなんやら機嫌の悪そうな顔でこう言った。

上司:「君、今やってる作業でやらかしたんだって?Bさんから報告があったよ。」

実は、怒られる理由は分かっていた。なぜなら、今やってる個室での書類整理で、社外秘の重要な資料を紛失(しかも多数)してしまったり、詳しくは言えないが他にも下手したら法に触れるかもしれない最悪なミスをやらかし、私の部署にいるBさんによりそれが発覚して、何人かで対処してもらったのだ。

このことで上司は怒っているようだった。てか酷く怒っているようだった。

上司:「ちょっと君ひどいよ?何が酷いって、あんな簡単な作業であんな大事に至るようなことすることだよ!!わかってる?ねえ」

あまりにも上司がご機嫌ななめなので、私は目が半泣きになってしまった。

先日こんな簡単な仕事で褒められて、嬉しくなってしまった自分にいら立ち、「この程度で褒めてんじゃねえバーカ!!」って強気の思考を持とうとしていたのがアホみたいだ。

続けてこう言われた。

上司:「君たくさんの人に迷惑かけたんだよ!?わかってんの!?」

半泣きになっていた私はこの言葉には少しイラっときてしまった。それは先日Bさんに叱られ、手伝ってもらって申し訳ない気持ちになり、十分に自覚しているので、再び上司から言われるとイラっとしてしまった。

こうやって「たくさんの人に迷惑かけたんだよ」って、他人を巻き込んだことを自覚させて罪悪感を植え付けさせようとするのは好きじゃない。罪悪感ってホント人を追い詰めるんだよな。自分のせいでこうなったとか思えば思うほど辛くなる。人に迷惑かけたという自覚は十分あったし、罪悪感もあったから、手伝ってもらった人にも謝ったし、落ち込んで落ち込んでやっと立ち直ったのに、上司からまたその気分を盛り返されたようで、ついイラっときてしまった。

「たくさんの人に迷惑かけた」って言葉、ホント魔法の言葉だね。罪悪感を与えるのには持ってこいの叱り文句だわまったく。

とか思ってたら、そんな様子が私の顔に出てしまっていたのか、上司は畳みかけるように、こんな大事にならないためにはどうしたら良いか考え、作業手順書なるもの(自分用)を作らされる羽目になってしまった。作業手順書に書いてる文言が悪いだのなんだの、自分用のマニュアルなのにああでもないこうでもないと指摘されながらそれに1日もかかってしまった。

ホントロクでもない1日だった。

ま、今回の件で上司から今の個室の作業をもっと慎重にやれと言われたので、1か月以上は人のいない部屋で気楽にできるこの作業を長引かせられると思うと、良い流れではないか。

信頼もさらに失墜したことだし、これからも難しい仕事は任されなくなるであろう。

あれ、今回の件でむしろ俺の状況良くなってね?