ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

八丈島旅行記 3日目

さて、3日目最終日は八丈富士登山を実施することにした。

というか、最初から決めていたことだが。

八丈富士登山

まず、八丈富士登山をするためには、八丈富士登山口まで行かなければなりません。

この登山口まで行くにはどうすれば良いのかですが・・。

私のホテルの近くのバス停、「底土」からバスは出ているのですが、登山口まで行くには、乗り換えを2回くらいしないといけなく、結構めんどそうでした。

ホテルの従業員に聞いてみたが、バスだと余計に時間かかるだけだから、登山口までは徒歩で行ったほうが良いということを教えてもらった。

ちなみに徒歩30分くらいだということ。

なーんだ、それくらいなら歩いていっても良いかと思ったが、これが結構きつかった。

登山口まで30分どころか1時間半くらいかかってしまった。しかも山道なので、勾配もきつい。一度山道に入ると、そこからはお店や自動販売機などは一切なく、大変だった。

途中ある民家からトラックが出てきたので、トラックに乗っていたおばちゃんにすかさず、この辺に自動販売機は無いか聞いた。おばちゃんからの回答は「無い。」の一言でした。

しかし、このおばちゃん、「ちょっと待っとれ。」と言って、家に戻り、なんとペットボトルのお茶を持ってきてくれた。

八丈島は周りの人間同士で助け合うと聞いていたが、この助け合い精神がこれほどのことだったとは・・。

おばちゃんからの恵みをありがたくいただき、随時休憩しながら登山口へと向かった。

そして着いた。

しかし、ここからは本番だ。登山口といっても、すでに山の中腹あたりまで山道を登ってきたので、後は頂上へと向かう、勾配のきついルートを登るだけ。

登山なんて久しぶりだから、なおのこときつかった。

しかし、長い階段を上って、辿り着いた頂上の景色は想像以上でしたね。

火口の中に更に林が一面に広がっていた。鳥のさえずりもよく聞こえるのでまるでジャングルのようだったよ。

その火口を見ながら、休憩し、海からの強い風を肌に感じながら涼み、癒されておりました。

この八丈富士、山頂に着いたらそこで終わりではなく、お鉢巡りというものを行う。

お鉢巡りとは、火口の周りを1周することである。

雲のせいで視界が少し悪かったが、せっかく来たのでお鉢巡りを行った。

景色も最高で、火口丘を取り囲む外輪山自体も写真のように、山になっていて長野の日本アルプス山脈を縦断しているような気分を味わえた。

しかし、途中で、風がかなり強くなり、雲で視界が更に悪くなったため、転落の危険を感じ、引き返すことにした。結局1/5くらいまでしか進められなかったな。

あまりに風が強すぎたんで、風が吹く方向に対して前かがみになり、「重力と空気抵抗の釣り合い」とか言ってくだらないことやってました。

そしてそのまま下山しました。

帰りはまた来た道を戻ったわけですが、さすがに疲れすぎていて、あの長い山道をまた歩く気力が無かったので、タクシーを呼んでしまい、山道の入口付近まで送ってもらいました。1000円くらい取られたかな?

そのまま、空港へ直行。

下山して、そのまま空港に向かったわけですが、空港に到着したころには、時間はまだ13時でした。

帰りの飛行機は17時出発でまだ4時間くらい時間ありました。

しかし、あまりに疲れていたため、もう他の場所へ観光へ行く気にはなれませんでしたね。

なので残り4時間は空港でのんびり過ごすことにしました。

八丈島から飛行機が飛ぶ回数は少ないためか、出発時間までは客がかなり少なかったです。

おかげでのんびり過ごせました。

なんか、アクティブに活動してから、こうやって空港でのんびりするのは気持ち良かったです。

こう疲れていたら、まだ時間があっても無理に観光をしようとは思わず、空港でのんびり過ごすというのはなかなか良いですね。こういうのも旅行の醍醐味だと思います。

てかアクティブに活動しすぎたから、間にこうやって休憩を入れることで充実感が増すのかも。

それに空港の雰囲気も良いし、好きです。なかなか癒されました。

こうして、3日間の八丈島旅行は幕を閉じました。最後、飛行機からの景色

暑い中アクティブに活動しすぎて、疲れてばかりいた記憶しかありませんが、思い出していると、なかなか良い旅ができたと思えるんですよねえ。

これは過去を何でも美化してしまう人間の心理からきているものなのか。

ま、こんなこと言っているが、楽しめたのは事実ですね。