ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

「プーと大人になった僕」を見た感想(少しネタバレありかも・・。)

映画好きの私が映画の感想をこのブログに書くのは初めてですね。

ま、感想文を書くのが苦手なのと、映画の内容をところどころ忘れてたりするので、濃い内容の感想文を書ける自信が無かったためです。

でも、今回見た「プーと大人になった僕」については思うことがあったので書いてみたいと思います。

率直な感想

まず、率直な感想としては、プー達が可愛いということである。

初めて実写の予告編を見た時は、「ぬいぐるみじゃねえかよ。」と思ったのですが、いざ見慣れるとアニメ版のプーさんより可愛く見える。

プーさん自体も良いが、他のキャラクターも可愛いし個性的なので、癒される日常系アニメを見ているようなそんな感覚になりましたよ。

翌日は仕事でしたが、サザエさん症候群も良い感じに緩和されましたね。

映画の冒頭で幼い頃のロビンがプーに「自分はもう何もしないができなくなる。」と言って別れを告げるんですよね。君たちのことは100歳になっても忘れないとか言って。この場面は原作の最終章にも出てくる場面らしいですが、いやはや冒頭なのに切なくなりましたよ。

それからロビンは寄宿学校に行き、結婚もして、戦争も経験して、以降はサラリーマンになるんだけど、ロビンはすっかり仕事に悩殺され、家族もあまり顧みないような状態に。

そんなロビンがプーさんと再会して、幼い時から何も変わらないプーたちを見て、見失いかけていた大切な何かを思い出し、プーとロビンがハグするシーンはこみあげてくるものがありましたね。ハグしようとする時のプーさんもこれまた可愛かった。

何もしない時が最高のものを生み出す

この映画では、たくさんの名言が出てくるわけですが・・。

予告でもプーは、「人は不可能なことなんてないって言うけど、僕は毎日なんにもしていないよ。」という名台詞を吐いて、人の心をユルユルにしてくれるわけですが

特に誰が言ったか忘れたセリフだが、「何もしない時は一番何かをしている。」とか「何もしないことは最高の何かにつながる。」といったセリフがたくさん出てくる。

とにかく、「何もしない」という言葉が劇中で何度も出てくるわけだ。

特に「何もしない時は一番何かしている。」とか「何もしないことは最高の何かにつながる。」といったセリフは深いなあと思った。

私は現在、会社で外でずっと立ちっぱなしでほぼ何もしていないことを実行していますが、頭の中ではアニメのことや映画のこと、セミリタイアのこと、お金のこととか好きなことばかり考えてまして、そのおかげで時間が過ぎるのが早く感じることができています。暇が苦痛ということが無い。この例えはちょっとおかしいような気もしますが、まあ仕事の納期に追われ、あたふたしながら神経ピリピリさせているよりは、自分の好きなことに時間を割けているので有意義な時間の過ごし方といえますね。

解釈は人それぞれだが、まあ、何もしない時ほど、何をしようか考え、やりたいことを思いつき、実行する時が一番楽しいように思う。自分が好きなことをやっている時が一番何かをやっているってことに繋がるってことが言いたいんじゃないっすかね。ちょっと強引かな?

そして、プーのこうしたユルユルな考え方のおかげで、ロビンも、プライベートを重視した生き方を優先するようにはなるわけですが、仕事は成功させ、今後も続けて家族を養って生きることには変わらないのは個人的には残念だったが。やっぱり真っ当な生き方を取るのね。(彼にもプーと同じような会社を辞めてセミリタイア的な生き方をしてくれることを少し期待したが、それだと万人受けしないからかどうか知らないが、普通に会社を辞めずに続けてましたね。)

ま、それはともかくとして、人生の生き方について、最もよく理解しているプーさんを今まで私のことを散々罵倒してきた上司にぶつけてみたいですね。

上司:「言われたことだけやるようなそんな底辺の仕事なんかしたいのか?やりがいのある仕事がしたいだろ!?」

プー:「それって、風船よりも大切?僕は毎日何もしないことを毎日やっているよ。」