ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

未来を考えるより今を生きるということ

私はセミリタイアを目指しています。

日本のサラリーマンは企業特殊技能という就職した会社内でしか通用しない技能を身につけてしまうので、ずっと勤めていた会社を離れてしまうと再就職が難しいと言われています。

ま、これ橘さんの受け売りですけど・・。

ま、私の場合は言うまでもなく、転職活動しても雇用される可能性は著しく低いでしょうが。どこぞのブラック企業に良いように使われて、捨てられる未来しか見えません。いや、ブラック企業ですら雇ってくれないか。ま、ある意味メリットだけど。

話は戻しますが、日本の社会は一度路線を外れてしまうと、元通りになるのが困難ということで、それを恐れてどんなに低賃金でこき使われようと、退職を躊躇してしまう方は多いと思います。

私もセミリタイアしてしまえば、もう優良企業の正社員になることなんてほぼ不可能でしょうね。ましてや30代、40代と高齢になってしまえば。

んで、会社を辞めて、安定した給与が貰えないと何が怖いって、生活ができなくなることですよね。

資産が底をつけば、最悪ホームレスになることだって十分あり得るわけです。

橘さんの有名な著書「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」の巻末でこんなことが書かれていました。

あなたは、ホームレスとなって、残飯を漁って生きていく現実をこの目で確認しなければいけない、そんな衝動に駆られたことはあるでしょうか? 新宿中央公園に足を向ければ、そこには私の同類がいます。もちろん、言葉を交わすこともなければ、心が触れ合うこともありません。互いに黙って目を伏せるだけです。 パークハイアットの贅を尽くしたレストランの席に座ると、私は、この暗い公園に目を向けずにはいられません。なぜそこには、薄汚れた段ボールハウスに住み、残飯を漁る私がいるからです。 あなたには、この恐怖の肌触りがわかるでしょうか? もしそうなら、あなたもまた、リスクを負って生きることの意味を知っているはずです。

セミリタイアして、今まで勤めていた会社を離れると、今まで会社にやってもらっていたこと(社会保険料や税金の支払いとか)は全部自分でしないといけませんし、第一毎月安定して貰っていた収入がなくなるから、このようなホームレスになって路上で野垂れ死ぬ光景がふと脳裏を横切りましたね。

実際そうならないようにセミリタイア計画も考えて、資産形成にも力を入れて頑張っているわけですが、人生何が起こるか分かりませんしね。

トラブルに巻き込まれて、損害賠償を請求されるかもしれないし、大きな病気で治療費がかかり、株価暴落も重なれば、資産はいっきに溶かされて、ホントホームレスまっしぐらになるかもしれない。

ま、でもトラブルに巻き込まれる確率なんて可能性は無くはないけど、低いわけだし、大きな病気にかかると言っても、多分50過ぎの高齢になってからだろうし、高齢者になってからホームレスになったとしても、若い元気なうちにホームレスになって、時間を無駄にするよりかはマシかと。

なんか高齢者ホームレスって悲惨なイメージだけどさ、高齢だと、もう人生残り短いんだから、それで路上で野垂れ死のうかもうどうでも良い気持ちになってんじゃないかな。

まだ若いのに、ホームレスだったらさ、まだ人生これからだってのに、もうお先真っ暗って感じで、絶望度合が高齢と比べたら断然違うと思うけどさ。まだ人生長いってのに。

とりあえずお金貯めてセミリタイアしたばかりの時期は、資産があって体も動かせると思うからさ、そのうちに好きなことやりまくって生きてさ、それからホームレスになったとしても、あまり悔い無いような気がする。

ということは今を大切に生きなきゃいけないなあって思っちゃうね。

橘さんも著書の中で、「お金よりも時間のほうが大切」って言ってるし。

だから、「あなたがリスクを負って生きる意味が分かるはずである。」とは言いますが、ま、ホームレスになったらなったでしょうがないんじゃないっていう楽観的な気持ちで今を大切に生きれば良いなあと思えてきました。