ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

転職活動が成功した友人に感じた私の寂しさとは。

私には大学時代最も仲良くしていた友人がいましてね。ええ。

この友人とは大学4年間、ずっと一緒に行動していましたね。

彼はね、学生の頃から、「労働」を毛嫌いしている人間でした。

大学に入学したのも、就職したくないというのが理由だって言ってましたね。この話聞いた当時の俺は、「こいつなんてクズなんだ。」と思って一時期距離を置いていた時期がありましたね。

しかし、何やかんや言いながらも結構話しやすかったので仲良くなったわけですが・・。

んで、その友人、働きたくないと言いながらも大学卒業後はちゃんと会社に就職して、働いていたわけですよ。

でも選んだ会社が結構薄給の会社で「給料が安い。」とか言いながらよく嘆いていましたね。

でも、仕事内容を聞いてみると、設計の会社なんだけど、下請けの会社っぽくて、ただ図面を描いてるだけで、頭を全く使わない会社らしかったんですね。

私的には頭使わない仕事なら大歓迎なんですが、まあ給料も初任給が支給で18万とかだったらしく、友人はいつも不満を持っていましたね。

そんな会社だから周りの同期もどんどん辞めて、転職していったので、友人も焦り、最近まで転職活動をしていました。

転職活動が成功し、総合職になる友人

そして、最近なかなかの優良企業に内定を貰ったみたいです。ええ。

基本給も支給25万で、賞与も5か月以上ある会社に転職が決まったみたいです。

現在の基本給が支給20万で、賞与3か月だからだいぶランクアップしたみたいです。

ちなみに私より多いです。年収100万くらい友人のほうが多いんじゃないかな。

ま、それはそれはとてもおめでたいことなんですけどね。私はちょっと寂しさを感じたわけですよ。

実は彼は総合職になるんです。

ええ、あの総合職です。

「自分で考えて動かないといけない」「報連相必須」「顧客や他部署との折衝あり」のあの総合職です。

私が努力しても適応できなかったあの職種に、彼はなるのです。

今まで図面を引いてるだけの作業をこなしていた友人が、総合職になるのです!!

きっと、総合職になっても友人は私よりはコミュニケーション能力があるし、物怖じしないので、ちゃんと適応するでしょう。

けど、それがなんか悲しい。他の友人も総合職として、普通に働いて、しっかり社会に適合して働いていますが、この友人もそうやって普通になってしまうのは寂しいのだ。

みんなまともになっていく。というね寂しい気持ちになりますね。

彼は最後の砦みたいなものでした。頭を使わない作業員に甘んじ、成長を求めず、「働きたくねー」と言っているその友人とは一緒にいて居心地が良かったわけです。

その友人もまともになっていく・・。私と同じ窓際族になるのなら話は別ですけども。

意識高くなる友人

私はあまりにも空虚な気持ちになってしまったので、「働きたくないんじゃないの?」とつい聞いてしまいました。

すると、友人は

「まあ、働かなくて良いなら働かんけど、もうさ、色々考えたらさ、働いて暮らしていくほうが現実的やろ?」

その言葉を聞いて、ますます空虚な気持ちになってしまった。

すると私の中で、この友人と過ごした過去の思い出が蘇る。

「俺が大学入学したのは何でか分かるか!?働きたくないからや!!」と力説していた友人。

「何で社会に俺らが貢献せなあかんねん。俺に社会が貢献しろ!!」とイキっていたあの頃の友人。

「あああ、ニートや、ニート。俺はニートになるんやぁ。あ、テスト無理やったわ、再履修や(´ω`)ああもう留年やあ(>_<)」とクズっぷりを発揮していた友人。

現在

「働くのが現実的。ニートは無理。」

「お前も転職エージェントに話聞いてもらえ。ええところが見つかるかもしれんぞ。」

「(やる気が無いと返答すると)そか・・。ま、転職サイトのエージェントに話聞いてもらって、自分の適性のある仕事を相談してもらえるってことだけは覚えといてくれや。」

「海外出張多くなるやろうから、俺英語頑張るわあ。今の俺の英語力は中学レベルやからな。」

くっ・・。

結構意識高い発言してくれるじゃないの・・。

転職活動の成功で、友人結構自信をつけちゃったみたいです。

私の現状を友人に打ち明ける。

私はここで総合職になる友人に、自分が今、窓際族をやっていて、雑用や草むしりなどをやらされていることを打ち明けてみました。

何でここで打ち明けようかと思ったのかですが、1人くらいはリアルの友人に私の現状を知ってもらいたいなあと思っていたのと、友人が意識高い発言を繰り返すので、ちょっと空しくなって、何かすべてを吐き出したい気持ちになってしまったからだ。

反応は意外と普通で、「え?そうなの?」みたいな感じでしたね。まあ、以前から仕事がうっまくいっていないことは話していたので、そこまで驚かなかったのかな。

まあ、「そこまで酷いとは思わなかった。」とは言われたが。でも、バカにするような雰囲気は全くありませんでしたね。そこは変わっていなくて安心しました。

しかし、あんなに勉強が嫌いでとくに英語は大の苦手で毛嫌いしていた彼、私によく勉強の質問してくれた彼が、「英語の勉強頑張るわあ」って・・。

あんだけネガティブな発言をしていた友人が、こうも前向きな発言をするとは・・。

ま、でも、最初だけの気がしますがね。

私も新卒で大手に就職が決まった時は、もう鼻高々でしたからね。変に自分に自信を持ってましたあの頃は・・。

だから彼も、転職先で仕事を始めて、しばらく経てば、また「働きたくねえー」とか言って、ネガティブを発言を繰り返す彼に戻ってくれるんじゃないかなって、ちょっと期待しちゃってる。

こんなんだから読者にクズとか言われるんだろうな・・。

いや、応援はしているんですよ。仕事がうまくいけばそれに越したことはないです。

私も友人の不幸せは望みません。当たり前じゃないっすかー^^

それに私はセミリタイアを目指す人間。空しさはあっても、仕事なんてもうどうでも良いわけですから。