ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

ゆとり世代とかの”世代”じゃなくて”個々”の違いを受け入れるべきでは?

ゆとり世代社員は小室圭さんにそっくりだ おどろくというより呆れてしまう。

こんな記事を見つけた。またゆとり世代煽りかよと思って、中身を覗いてみたが、最初は煽ってるような感じだが、最後は、まあまともな意見で締めくくっている。

多くの企業が30歳以下の「ゆとり世代」とのコミュニケーションに悩んでいる。特徴は失敗することを極度に嫌い、失敗すると自分の非を認めたがらないこと。人事ジャーナリストの溝上憲文氏は「『人あたりがよくて真面目に見えるが、何を考えているかわからない。あの小室圭さんに似ている』という声を聞く」という――。

始まりはこんな感じ。

今の子は温室育ちが多く、ミスをして『失敗したのは君の責任だ』と言っても、決して認めない、失敗することを極端に恐れるところがある。昔は若い頃に失敗を重ねて成長していくものだったが、ゆとりは失敗を恐れて危ない橋を渡らないというのが上の世代は言うようだ。

「昔は1を聞いて10を知れとか、先輩の行動をよく見て学べとか言われましたが、今の若い人には通用しません。わからないことがあれば先輩に聞けばいいと思うのですが、聞こうとしないし、聞き上手の若手も少なくなっています。『わからないことがあったら聞けよ』という上司がいますが、彼らはこっちが聞く前に(上司が自分に)教えるのが当然だと思っている。仮に聞いていないことで失敗しても『聞いていないんだからしょうがないですよ』というのが若い人の考え方なのです」

聞いていないことで失敗するだけでなく、聞いても「それくらい自分で考えろよ」とか、答えてくれても、態度が威圧的だったりとかで、次の機会では聞きづらかったりする。

聞く前に教えることも重要だと思うが、聞いたときに、きつい態度を取らず、嫌な顔1つせず回答してくれることがもっと重要かとは思いますが、日本の過酷な労働環境で、1人当たりの業務負荷が大きい状態ではみんな精神的な余裕が無いだろうから難しいかなあ。

複数の大学でキャリア教育を行っているキャリアコンサルタントは「ひとことで言えば小室圭くんタイプ。人あたりがすごくよく、真面目で感じもよさそうだが、本当は何をどうしたいのかよくわからない世代」と指摘する

うん、まさに俺のことではないか。真面目で優しくて、本当は何をどうしたいのかよくわからないなんて周りからよく言われたよ。

でも周り見てると、そうでもないように見えるけど・・。真面目なのは真面目だけど、普通にみんな仕事をこなしているところ見ると、本当は何をどうしたいのか分からないなんてことは無いんじゃねえのと思いますがね・・。

さて、ここで、我らゆとり世代に対する接し方として、とある広告会社の人事部長が新幹線の「のぞみ」と「ひかり」を例に挙げながら、このように説明する。

「あるゆとり社員から、『上司がやるべきことを教えてくれない』という相談を受けました。『(上司の言動を見て)自然に覚えろ、と言うのですが意味がわかりません。上司がどのように教えるべきか、会社としてマニュアルを作り社員教育システムを改善すべきです』と要望されました。詳しく話を聞いていて、へんな理屈だとは思いましたが、彼らはそれで筋を通しているつもりなんです」 それ以来、この人事部長は管理職研修でゆとりを想定した指導方法を話すことにしたそうだ。その一つが新幹線の「のぞみ」と「こだま」の違いだ。 「こだまやひかりは停車駅が多いですが、のぞみは静岡を飛ばして名古屋までいく。ゆとりは『のぞみ型』です。こだまのように途中下車するのを嫌がり、大阪まで早く行きたがる。つまり、大阪に行くというゴールを設定してやることが重要なのです。しかし、世の中はそれほど甘くないし、紆余曲折しながらゴールにたどり着くのが普通です。ときには小田原や静岡に停まることも必要ですが、そのときに『どんな意味があるんですか』と聞いてきたときにちゃんと説明してあげることが大事だと強調しています」

「上司がどのように教えるべきか、会社としてマニュアルを作り社員教育システムを改善すべきです。」ってところには共感しているのですが、この人事部長にとっては変な理屈だそうで。いやいや至極真っ当で合理的な理屈だと思いますがね。

まぁでも、新幹線のくだりで、大阪に行くというゴールを設定してやることが重要っていうのはその通りなんだと思います。結局何がしたいのかっていう全体的な流れが分からなければ、理解もしにくいでしょうし。最初にそこを徹底的に分かりやすく教えるべきでしょうね。

ま、私の場合、ゴールを設定されても、そのゴールまでに何をしなければいけないのか自分で考えて攻略するというのが無理でしたがね。ま、私みたいなダメリには何を教えても無駄でしょう。( *´艸`)

さて、ここまではゆとり世代の性質、そして問題点をこの記事では挙げているが、最後はこのように集約している。

価値観や行動特性が異なるのはゆとり世代だけではない。男女、外国人の違いを受け入れるダイバーシティ(多様性)マネジメントが今重視されている。その視点に立ってゆとり世代と接することも必要ではないか。違いを違いとして認めることでコミュニケーションは円滑化する。

この世代はこうだからダメなんだとか、年配の方がよく言う、「今の若者はダメなんだ。」と一方的に否定するのを見かけますが、ま、要は否定しちゃダメなんだよっていうね。

ダイバーシティって言葉は最近ではよく聞きますがね、でも日本人は受け入れる気あんのかよって思いますがね。

日本人ってのは、外国人に対しては「文化の違い」からある程度甘い部分はあるんだけど、同じ日本人に対しては、「こうあるべき」ってのを押し付けますからね。

てか世代というか個々を尊重するべきだとは思いますが。こういう考え方の奴もいるんだなっていう。同じ世代でも考え方が特殊でマイノリティな人間に対しては、日本人は厳しいですからね。世代の違いじゃなくて、個々の違いを受け入れる必要があるかとは思いますね。