ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

理想と現実のギャップに苦しめられているのなら・・。

先日、このような書き込みを見つけた。

現在35歳。年収は5,000,000位。 ついこの前まで自己啓発書を読んでこれからは錯覚資産を食べようとか、自分で投資しようとか、考えていたんだけど、今更がんばってももう遅いじゃんと急に自覚して全てどうでもよくなった。 もう出来上がった組織で出世するのも限度があるし、給料も上がらないし、新しい組織に転職するほど自分に何かがあるわけじゃない。個人で独立しようにもたいしたスキルがないし、コミュ症だから苦労するのが目に見えている。 今まで蓄積してきたものがないし、あーもう今からやっても遅いんだろうなぁと悲しくなってしまった。 今いる会社で週5でずっと我慢して働いて定年が来たら警備員とかマクドナルドのアルバイトをしてここをしのぎ、少ない年金をやりくりして節約節約で旅行もできず、おいしいものも食べれず、ただ我慢して過ごしていく人生が続くだけなんだなぁと絶望している。 こんなことならもっと若いうちに自分の名前や肩書きで食えるように動いていればよかった。せめてエンジニアかデザイナーになっていればもっと気持ちは楽なんだろうけど。 少ない労働時間で年収20,000,000位稼いで悠々自適に仕事したかった。もう今からそうなる事は絶対に無いんだろうなぁ。満員電車と上司や同僚とのやりとりにストレス溜めながら土日は泥のように寝て、金もなく、海外にも行けず、ろくな人生経験を詰めず、安い食べ物で腹を満たして生きながらえていくのだなぁ。悲しすぎる。もう人生詰んでいるんだなぁと実感して悲しくなった。」より

この文に対する反応としては、「年収500万なんて勝ち組じゃねえか。」というような反応が多い。

まあ、それなりのスペックを持ってたとしても、自分に満足できないなんてことはよくあることです。

自分のダメっぷりを早期から自覚していれば、進むべき道は決まってきますが・・。

この方も、もう自分のスキルを高めることもできないと諦めの境地にあるのであれば、「満員電車と上司や同僚とのやりとりにストレス溜めながら土日は泥のように寝て、金もなく、海外にも行けず、ろくな人生経験を詰めず、安い食べ物で腹を満たして生きながらえていくのだ」と今後を悲観するくらいならセミリタイアを目指すべきだとは思いますが・・。

現状を受け入れられない以上は、なかなか難しいとはおもう。

というか、こういう人はセミリタイアという生き方があるということは知らないか知っていても、金融資産が1億は無いとできないと思っているかもしれない。

しかし、少なくとも「満員電車と上司や同僚とのやりとりにストレス溜めながら土日は泥のように寝て」とサラリーマン生活に悲観的な感じだが、こう思っているならせめて金融資産を築いて、いつでも辞められる状態を作っておくことを意識できないものなのか。

自分のスキルを高めて稼ぐお金ばかりに注目し、金融資産には注目しないものなのか、毎度のことながら疑問に思うことである。

支出を抑えて資産形成に励めないものなのか。

スキルを身につけて人的資本を向上させることも重要だが、それに限界を感じている時点で、金融資産を築いて守りの姿勢に入ることに注力して少しでも幸せな生活を送ることを意識すべきだとは思いますが・・。

それと「安い食べ物で腹を満たして生きながらえていくのか?」と言っているが、高いものはたまに食べるから良いものだと思うけどね。

ま、この方は理想と現実のギャップに苦しめられているのだろうな。高いものを毎日食べる生活が良い生活だと思っているのかな。こういうのは大概幻想だと思うけどね。

それはともかくとして、人的資本の向上に限界を感じたなら、金融資産を築いて守りの態勢に入り、人生悲観せずにその中から幸せを見つけていけないものなのか。自分の理想とする生き方をその方向から見いだせれば良いですね。