ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

「普通の人”でも株で1億円! エナフン流VE(バリューエンジニアリング)投資法」を読んだよ。

エナフンさんの新作「普通の人”でも株で1億円! エナフン流VE(バリューエンジニアリング)投資法」を読んだので、自分用に内容の備忘録も兼ねて感想文でも書こうかなと思う。

 

投資候補を探す場合、小型株から銘柄を探す。

購入候補の銘柄を探す場合に、今後のEPSを予想し、予想PERを決める必要がある。

 

成長株投資だが、この成長株を見つけるのに様々な課題がある。

・安く買ったは良いが、いつまで経っても上がってくれない。

・割安と思ったが、実は思わぬ問題を抱えており、割高で買ってしまっていた。

・企業の本質的価値はどう見抜くか。

そこで、これらをどう解決するのか考えだしたのが、バリューエンジニアリング(VE)投資というものらしい。

 

VE投資法とは、例えば人がモノを買う時、人はそのモノに満足度を求める。

しかし、例え満足度が高くても、費用が高いと、満足度は下がっていくので、満足度を高める「機能」とかかる「費用」を比較して、顧客の満足、すなわちバリューを高められると結論付けし、以下の式で定義づけしている。

V=F/C

すると、このバリューを向上させるためには

・同じ機能で安いコストで提供する。

・より優れた機能をより安いコストで提供する。

・同じコストで、より優れた機能を提供する。

・少々コストは上がるが、さらに優れた機能を提供する。

となる。

これは株式投資に当てはめようというのがエナフンさんの主張である。

 

投資の場合はバリューを上昇可能性と定義づけて、

V=I/Pー1

V:上昇可能性、I:本質的価値、P:株価、1:投資元本

というような式が成り立つ。

 

本質的価値は株価に反映されるのが通常では?

例外的な条件がある

あまり目を付けられず、評価されていない小型株で、コロナショック等の秩序が崩壊した状態、そして新しい変化を真っ先に取り入れるチャレンジ精神旺盛な経営者が経営している場合(平均以上の想像力を獲得する)、バリューが発生する。

VEにとっては情報を厳密に扱う。

いかに有効情報を効率的に収集し、評価するか?

個別株を評価するにあたっての有効情報とは、究極的には、売上にどう影響するか?コストにどう影響するか?この2つで十分である。

またその情報源に関しては、一般情報と特有情報の2つの切り口で整理するのが有効。

 

一般情報:多くの企業や製品、サービスで利用することができる情報

景気動向、為替、金利原油、不動産、人件費

特有情報:その企業や製品、サービスについて特有の意味を持つ情報

→業界情報、事業情報、決算情報、製品情報、経営者情報

 

そこから何が知りたいか?

 

今後株価はどれほど上昇するかについてである。つまりバリューである。

その企業の本質的価値を算出する必要がある。

 

ボトムアップアプローチ

それは割安さの観点から、すべての銘柄を対象に幅広くスクリーニングをかけ、バリューが発生していそうな銘柄だけをピックアップし、

ピックアップした銘柄について、特有情報と一般情報をかき集め、本質的価値を推定。

最後にそれらの中で最も有望そうな銘柄を絞り込み、保有株とも比較してそれ以上のバリューが存在すると判断できたときに、購入を決断する。

ざっくりまとめると内容はこんな感じだったかな。

 

感想

何というか当たり前のことを感情的にならずに実践していくかが重要なんだねって思わされる。

バリューが上がれば、投資家も期待して銘柄購入する人も増え、株価は上がっていくんでしょうね。

至極真っ当なこと言ってるんだろうけど、問題は実践し続けられるかどうか

特有情報やら一般情報やら、情報から本質的価値を見出すとか難しいし、根気もいるだろう。

実際、今投資してる銘柄もそこまで情報を追えてない。決算書やHPに書いてるような基本的な情報しか見てないわけで、それも最初だけで投信と同じく放置気味である。

「ま、財務情報見た感じ、倒産はしなさそうだし、OKでしょ!!」みたいに楽観的に考えて、投資しちゃってますね。

本来はエナフンさんのようにやらなきゃいけないんだろうけど、行動ができておらん。

他にもやりたいことあるしで・・。

ま、でも今後も個別株投資は続けると思うんで、参考にはさせていただく。