ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

ポートフォリオのリスク計算をしてみた その1

私はインデックス投資をしているんですが、自分が持つポートフォリオのリスク計算についてはちゃんとしていなかったので、次のサイトを参考にリスク計算をしてみました(Excelでポートフォリオ理論を実証!株式3銘柄の時系列データで分散投資を考える

上記のサイトで紹介しているのは、自分が保有する銘柄の月次時系列データをもとに過去5年間の月次リスク、リターン、銘柄間の相関係数を算出する方法と、これらを合わせてそれぞれの銘柄への投資比率によってポートフォリオの月次リターン/リスクがどのように変化するのかを計算する方法です。

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私が保有している銘柄は、「iFree 8資産バランス」と「iFree NYダウ・インデックス」で、投資比率はだいたい8:2くらい。このポートフォリオで以下の手順で月次リターン、リスクを求めてみました。

各々の銘柄の過去5年間の前月比騰落率を抽出する。

上記のサイトで紹介している手順通りに過去5年間の平均リターン、リスクを求めるには、保有している銘柄の過去5年間の月別基準価格データを抽出し、そこから算出する過去5年間の前月比騰落率の推移を計算に使います。

しかし、私が保有しているのは「iFree 8資産バランス」と「iFree NYダウ・インデックス」です。これらの銘柄は去年登場したばかりなので、過去5年間のデータが存在しません。

なので、最初はそれぞれの銘柄がベンチマークにしている指数を代用しようと考えました。

しかし、「iFree NYダウ・インデックス」がベンチマークにしているダウ平均株価のデータは簡単に見つかったのですが、「iFree 8資産バランス」は8つのアセットクラスが1つにまとめられたバランス型の銘柄であるため、ベンチマークにしている指数が8つもあって大変。しかも、指数によっては過去のデータが入手できないものがありました。

なので、「iFree 8資産バランス」に関しては「e-maxis 8資産バランス」の過去のデータを抽出することで代用できないかと考えました。

そこで、「e-maxis 8資産バランス」の過去のデータを代用しようか検討するために、「iFree 8資産バランス」が登場してから現在までの約半年間(2016年9月8日から2017年4月21日)のデータと「e-maxis 8資産バランス」の同じ期間の半年間のデータを比較してみました。次のグラフはその半年間のそれぞれの銘柄の基準価格の推移である。

ちょっとわかりにくいが値動きは似ている。続いてこの基準価格の推移から前日比騰落率を算出し、その推移をグラフに示したら次のようになりました。

それぞれの銘柄の基準価格の前日比騰落率はほぼ同じような推移をしているのがわかる。この2つの銘柄の相関関係を定量的に評価するために、「iFree 8資産バランス」と「e-maxis 8資産バランス」の基準価格の前日比騰落率の推移から相関係数を求めてみると以下のようになりました。

相関係数の値は1に近ければ近いほど、相関性が強いことを示しているので、「iFree 8資産バランス」と「e-maxis 8資産バランス」は相関性がかなり強いと言える。

以上の結果から、「iFree 8資産バランス」において、リスク計算で使う5年間の過去のデータは「e-maxis 8資産バランス」で代用することにしました。

「iFree 8資産バランス」と「e-maxis 8資産バランス」では新興国株式でベンチマークにしている指数は異なりますが、それ以外はほぼ一緒だし、インデックス投資なので誤差の範囲と考えていいと思います。(一応こういうリスク計算に詳しい人にも確認しました)

では、次回で本格的にリスク計算をしてみます。今日は眠いのでここまで。おやすみ~

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