ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

ガソリンスタンドのアルバイト体験記(作業環境)

前回の続きを書いていきたいと思います。今回書くのはガソリンスタンドのアルバイトが作業環境的にはどんな感じだったのか、書いていきたいと思います。前回書いた記事はこちら⇓

https://nbombombonds.com/2017/10/22/post-2052/

ちなみにガソリンスタンドって、セルフ形式とフルサービス形式の2種類の営業体系のお店がありますが、私が働いていたのは勿論、後者のフルサービス形式のほうになります。

つまり、ガソリン入れから窓拭き、精算まで店員がすべてやります。

では語っていきましょう。

洗車が危険!!全自動洗車機が動く中、車の拭き上げをやらされる!!

ガソリンスタンドはガソリンを入れる作業だけでも、かなりリスクが大きい作業です。

なんせ危険度の最も高い第1石油類であるガソリンを扱うんですからね。ガソリン投入時に手から静電気が伝わって発火する事件だって過去に何度も起きてますし。

でも、ガソリンスタンドのバイトの仕事で危険な作業はこれだけじゃないです。それは洗車です。

私が働いていたアルバイト先では全自動洗車機で洗った車を窓拭き用の雑巾で拭き上げする作業がありました。

その作業は全自動洗車機が作動している中行うんです。今思うとかなり危険な行為だと思います。下手すると機械に巻き込まれて大事故になりかねません。幸い、大事故になったことはありませんが、いつなってもおかしくない状態でしょうね。まともな会社ならこんなことやらされてたら、安全上問題になるでしょう。

たかがアルバイトで命を失うなんて笑えないです。

それとこの作業は当然、季節関係なく行うんですよね。お客さんから要望があればやらされるんです。夏は良いのですが冬になると水の冷たさで凍え死にそうになりながらやるわけです。地獄です。

お客さんの車の順番の把握が難易度高すぎる(自分にとっては)

私がアルバイトしていたお店はガソリンを普通の店よりかなり安く売ってたんですよね。

そのせいで毎日お客さんの量が半端なかったです。道路でも列を作ってたくらいですからね。そうなると大変。接客業なので待機してもらってるお客さんを案内するときは、先に並んでいたお客さんを優先しないといけません。

その順番を把握するのが大変でした。

ガソリンを入れて、お客さんの対応しながら、常に待機しているお客さんの車の状況を常に見ておく。私は1つのことに集中すると周りが見えなくなるタイプなので、案の定、車の順番が分からなくなるんです。

しかもうちの店はガソリン給油機が4列に並んでるんですね。そして車が下の図みたいに4列に並ぶんです。

そんな状況で先にどのお客さんがどの列に入ったのか把握しないといけないからもう頭の中パンパン。おまけに記憶力も悪い私は当然何度もやらかします。

そしてその度に先輩から鬼の形相で怒鳴られ、責め立てられるのです。周りにお客さんがいてもお構いなしです。私ではないですが、蹴りを入れられている方もいました。

もうね、まるで犯罪を犯した悪人のごとく怒るんですよ。そして、分からなかったら聞けって言ってくるんですよ。定番ですね。そして、聞いたら「知らんわボケェ!!」と言われる。んで自分で勝手に判断して動いて、間違えていたら怒鳴られる。

こんな状態だったので、忙しいときとかは常にビクビクしながらやっていました。

水抜き剤の売上が少ないと時給を下げられる。

ガソリンスタンドで売られているものに水抜き剤というものがあるんですよ。

水抜き剤というのはですね、冬になると、車の給油タンクに結露のせいでガソリンに含んでしまった水を取り除く燃料添加剤なんですね。主成分はアルコールでこれが水と混ざり合うことでエンジンの燃焼室に水とアルコールの混合液が送られて、水蒸気として水を排出してくれるんです。

ガソリンタンクにたまった水はガソリンタンクの錆やエンジンが掛からないなど様々なエンジントラブルの元となると言われています。その水を排出してくれるものなんですね水抜き剤は。

そして私のお店ではガソリンを安く売る代わりに、これを高額で売りつけて、儲けを得ていたんですね。

水抜き剤の原価ってだいたい100円くらいなんですよ。これをねその9倍の900円で売りつけていたんです。いわゆるボッタクリですね。

こいつを無知なお客さんに「定期的に入れないとエンジンが動かなくなります。」って脅してお金を取るんです。1本につき800円の利益。でかいですよね。

なのでうちの店では水抜き剤が稼ぎ頭の1つとして扱われていました。あとは洗車ですね。

そしてうちの店はこの水抜き剤の売上表なるものが存在しました。従業員全員に売上のノルマを課していたんです。うちのお店は。

そして売上が悪いと時給を下げられるんです。私じゃないのですが、実際に売上が悪く、時給を50円も下げられている方がいました。

私は下げられたことないんですが、ある時期私のこの水抜き剤の売上がかなり良かった時期があったんですよ。そして、翌月だけ時給が上がったんですね。ええ。たった10円だけ!!

でもですねマネージャーから「給料貰っているんだから、それ以上の働きをしないと行けないんだよ」と日頃から言われ、周りからバカだのアホだのと罵られ、劣等感を抱かされ、洗脳されていた私はね、たった10円でも嬉しく感じてましたね。何だか認められた気がしたんですね。マネージャーに「10円も時給上げて下さってありがとうございます」って言いかけましたからね。今考えると、本当言わなくて良かったと思ってます。

話は戻りますが、ガソリンスタンドで水抜き剤は買っちゃいけません。

それと最近の車は性能が良いので、ガソリンタンクに水は溜まりにくくなっているみたいです。なので水抜き剤の必要性もそこまで感じられません。

あれ?何か話が違う方向に・・。

給油量の間違いや給油機の操作を間違えるだけで、自腹を切らされる。

これもどのガソリンスタンドでも言えるかもしれませんが、ガソリンの量を入れ間違えると、間違って入れた分の差額は自腹を切らないといけないんですよ。

例えばお客さんがレギュラー10リットルお願いと言って、間違えて満タン入れてしまったら、その差額分全額自腹を切らされるんです。これだけでも普通に考えてあり得ないんですが、もっとひどいのはガソリンの給油機の操作を間違えて自腹を切らされることがありました。

どういうことかと言いますと、ガソリンを入れ終えたあとに伝票が機械から出てくるんですよ。そしてその伝票に書いているお金をお客さんから徴収するんですね。そしてその受け取ったお金を精算する機械の中に入れるんですけど、ここで注意しないといけなかったのが、伝票に書いている番号を打たないといけないんですね。番号を打った後、そのお金は機械の中に流れていくんです。

でね、この番号をもし打ち間違えると何故かお金は徴収されたと認識されないんです。つまりお金は受け取っていないと判断され、責任を持って担当した者がその分自腹を切らされるんです。私は当然これを何回かやってしまい、その度に数千円のお金を支払わされました。多い時で8000円も支払ったことがあります。

てかレジ点検をやって現金を数えてチェックしてくれれば良いのに、店側は一切そういったことをやってませんでしたね。そしてそれを誰も疑問に思わず、ミスした奴が悪いという感じでそれを受け入れていました。

こうやって店側は従業員からもお金をもぎ取って利益を得ていたんですよねきっと。

自分のミスという罪悪感を抱かせて、良いように搾取されてたんですよ。

長くなったので今日はここまでにします。次回は人間関係編について書いていきたいと思います。 次の記事⇓

https://nbombombonds.com/2017/10/25/post-2073/