さて前回の続きを書いていきます。
2つ目の部署へ異動が決まった時の父親の反応
何やかんや色々あって2つ目の部署への異動が決まりました。これを父親に報告すると、「良かったな」という一言の後にこう返答がきました。
父親:「新しい部署に決まってんから死に物狂いで努力せえよ!!会社のために尽くせよ!!」
会社のために頑張れよという姿勢は相変わらずでした。しかしこの頃は私もやっと1つ目の部署を逃れることができたし、心機一転頑張ろうという気持ちでいました。父親の言葉に対しても「頑張る」と言って電話を切ったのを覚えています。
しかし、2つ目の部署も干されて・・。
仕事の苦痛に何とか耐えながら、仕事もできるようになろうと頑張って家でも仕事の勉強をしたりしましたが、やはりやらかしまくったせいで、任されていた仕事をほぼすべて外されてしまいました。
精神的に参ってしまっていた私は、誰かに話を聞いてほしかったので、また父親に電話し、2つ目の部署もダメだったことを報告しました。その時の父親はこう言いました。
父親:「お前今の部署がダメやったらもう後がないぞお!!!何とか努力せえよ!!」
自分なりに必死とは言えないが努力はしたし、精神的に参っているのに、「努力せえよ」と言われたときは気が滅入りましたね。これに対し私は父親にこう反論したのを覚えています。
私:「努力はしたよ!!!けどダメなんだよ!!」
父親:「何言ってるんや!!!努力が足りひんだけや!!!もっと死に物狂いで上司の役に立てるように頑張れよ!!」
応戦してくる父親。もう我慢の限界だった私は今までは自分の本音を押し殺していましたが、ここでもうどうでもいいやと思い、本音を好き放題言ってやりました。
私:「努力なんてムリムリムリムリムリムリ!!!!!!!努力したって無理なもんは無理なんやあ!!!!!もう俺は頑張るつもりはない!!!!!」
父親:「アホお!!何言うとるんや情けない!!無理言うてるから無理なんや!!!!」
私:「無理無理無理無理!!!もう無理!!もう努力する気はないからな!!」
以下この不毛なやり取りが何度か続きました。すると諦めたのか、父親はこうつぶやきました。
父親:「何でこうなってしまったんや?お前が小さかった頃の家庭環境が良くなかったせいか?」
私の幼いころの家庭環境はあまり良くありませんでした。詳しくは言いませんが親があまりコミュニケーションを取ってくれなかったとかありましたから。私も幼い頃の家庭環境も今の状態に影響を与えているとは思っています。この父親の言葉に関しては「そうかもしれんね」と返答しました。父親は「そうか。」と言ってこれ以上は何も言ってきませんでしたね。
現在の窓際部署へ異動になって・・。
それから現在の窓際部署へ異動になり、これも父親に報告すると
父親:「そっか・・。また新しい部署に変わって良かったやんけ。」
以前みたいに頑張れとは言わなくなりましたね。それからは実家へ帰ってくる度に、仕事内容はどんなことやっているのか聞いてきますが、雑務しかやっていないと言うと「楽して給料貰えてラッキーやな」と毎回言われます。今は楽とは言えないんですがね(´・ω・`)
ただ、同じ雑務でも草むしりもやらされていることを言うと、絶句したような様子を見せていました。
父親:「何人でやってるんや??」
私:「1人」
父親:「ええ!?(゚∀゚)」
一方の母親はというと、私が実家に帰ってくると仕事は何しているのか聞いてくるのですが、その質問に対し、書類の整理とかファイリングとかの雑務しかやっていないことを言うと
母親:「良かったやん^^まだまともな仕事で」
私:「(え?まともなのこれ)」
母親:「草むしりやれとかゴミ拾いやれとか言われているなら、組合に訴えたほうが良いけどね」
私:「・・・・・・。(父親は母親には伝えていないのか?)」
こんな状態なので草むしりをやらされていることは言えずにいます。てか書類の整理とかファイリングがまだまともって、母親のまともな仕事の基準は何なんだ?
仕事に関してはうるさく言われなくなった。
仕事に関しては「頑張れ」だの言われなくなりましたが、
父親:「普通にやってれば仕事も難なくこなせれるはずやけどなあ」
と口癖のように言うように。やたらと仕事ができない私がまだまだ理解できないようでいるようです。そりゃそうだ。極端に勉強できない人間や極端に泳げない人間がいるように、極端に仕事ができない人間がいてもおかしくないでしょう。
私も極端に勉強やスポーツできない人間を見ると、何でできないんだろう?って思いますもん。
ま、この中でも極端に仕事ができない人間の生き辛さは半端じゃありませんがね。極端に勉強できない人間よりも下に扱われますからね。
私の父親は極端に仕事ができる人間だから尚更理解できないだろうな。
ま、でもなんやかんやで私は相当普通じゃない人間だということを受け入れて貰えただろうとは思います。今はもし今の会社に居られなくなったら、現場の作業員の職を探すと言っても、父親は好きにせいってな感じです。早期リタイアを目指していることも言ってますが、「お前の人生や」と言われます。
ま、その通りですが、父親の理想としては普通のサラリーマンとして家庭を持って生きてほしいと思っているでしょうね。
母親は相変わらず「仕事はどうや?」から「ずっとやってたら慣れてできるようになってくる」と会う度にこのやり取りを繰り返してますね。