ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

我が社のダメリ(草むしリーマン D井さん)

本日話題にするのは、「草むしリーマンのD井さん」。

その字の通り、我が社で草むしりをやっているダメリーマンだそうだ。

ん?私のことだって?いやいや、私は月2,3回やらされているだけなんですが(今は冬なのでオフシーズン)、今回の草むしリーマンさんは草むしり専業だそうです。つまり毎日草むしりばかりやらされていたそうな。

この草むしリーマンのD井さんは私が実際に目にしたわけではなく、草むしリーマンさんと同期である同僚の方から聞いた話なのであまり詳細なことは分からないんですが、同じく草むしりをやらされているダメリーマンとしては話題にしてみたいと思い、今回記事にししようと思いました。ちなみにその草むしリーマンさんは我が社の年配の同僚の同期だそうです。

D井さんが草むしリーマンになった経緯

D井さんはもともと現場で働く高卒のブルーカラー社員だそうです。

年配の同僚(この方も高卒)の話によると、頭が良く、気が強くて物怖じしない性格だったそうです。

しかし、頑固な性格で、勤務地が自分の住んでいる場所から離れるのは頑なに拒む人だったそうだ。

ある時人事から声がかかり、営業をやってみないかと言われたそうだ。我が社は全国に支店があり、我が社の営業は数年おきに各地の支店を転々とさせられるいわゆる転勤族になることが多い。

当然D井さんはこの話を断ったそうだ。勤務地が家から離れる可能性が高いですからね。すると、D井さんは当時いた現場の部署から離され、ひたすら過去の書類のデータを整理するという窓際の部署に異動させられたそうだ。

その部署でしばらく在籍した後、今度は本社にある窓際部署が人手が足りないので異動してほしいと人事に言われたそうだ。

しかし、そこは頑固なD井さん。住んでいる場所を離れたくないD井さんは頑なにその話を拒んだそうだ。そして、現在D井さんの勤務地にあるまた異なる窓際部署で草むしりを専業としてやらされる羽目になったという。

まああくまでD井さんと同期である私の同僚の話なので、草むしり以外にも任されている業務はあるんじゃないかなとは思います。

D井さんの待遇

当然、そんな草むしりの仕事なのでずっと最低賃金らしいです。

ま、私と一緒ですね。私の場合はやりたくもない企画の仕事やらされてんだから給料上げろって話ですがね( ゚Д゚)

D井さんは同情します。

最初にいた現場で真面目に働いていたと思われるD井さん。営業を勧められるくらいだから、それなりにコミュニケーション能力も高く、仕事もできたんだろなあと勝手に思っています。

でもD井さん的には現場の仕事で満足していたと思います。

それなのに、営業の仕事を断ったというだけで、左遷され、冷遇される。

本当の話なら人事によるパワハラですよね。

そりゃあ勤務地を変えられるのは雇われの身として仕方ないとは言えども、もしD井さんの今住んでいる場所というのは実家だとしたら、勤務地を家から離れたところにされるとその分通勤で消耗することになるし、はたまた引っ越しとなると一人暮らしでお金かかるしデメリットがありますしね。D井さんの気持ちは分かります。

逆に現勤務地であれば、どこの部署でも多分良いわけですから、他に無かったのかなと思うんですよね。年配の同僚の方の話だと普通に仕事ができていた感じですし。

人事の話断ってこいつは何やってんだと思うかもしれませんが、住んでいる場所を離れたくないという気持ちは共感できると思うんです。

その気持ちを人事は考えたことがあるのだろうか。雇われの身なんだから文句言うなよと思ってるなら会社の傲慢ですよね。現にD井さんは窓際に追いやられたわけですから。他にも何か理由があったのかもしれませんが

文句を言わないのが当たり前と思っていたらダメだと思います。でも現実は会社の言うことが絶対的な風潮がありますからねこの日本は。悲しいですね。

D井さんは今

その年配の同僚の方が定年退職しましたので、恐らくD井さんは定年退職したものと思われます。

草むしリーマンとして再雇用で65歳まで勤めようと思ってるとは考えにくいですしね。勝手な想像ですが。