ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

若さゆえの苦しみ

私は今こそは感じることはありませんが、当時入社して、最初に配属された部署で、仕事ができないことをそれはそれは悩んでいました。

しかし、それは仕事ができるようになりたいという思いから悩んでいたわけではありません。もちろんできるようになりたいと思っていた時期もありました。

でも配属されて、半年くらい経って、自分のコミュニケーション能力とメンタルの強さではホワイトカラーの仕事は務まらないことを悟りました。

では私を悩ませていたのは何だったのか?

それはこのまま将来底辺のまま人生を終えて良いのかということです。今思えば愚問だが

私はまだ20代です。20代ってことはまだまだ将来があるということですよね。それと新しいことを記憶したり、脳の働きが最も活発なのが20代までと言われてたりしますよね。

その20代で人生の時間の大半を占める仕事で頑張れないことの後ろめたさが非常に大きかったですね。

そう、この将来があるというこの状況が、私に苦痛と葛藤を与えていたんですよね。

仕事で何もスキルをつけないまま、ずっと新入社員以下のスキルのまま年を取って良いのか?ずっと年収が新入社員の頃と変わらないままで良いのか?人生もったいなくないのか?

こうやって考えてしまうことが、苦痛だったわけです。

周りからは「お前ずっとそのままで良いのか?」とか「もったいない」とか言われて、更に苦痛に拍車がかかる。

自分がもうそれでもいいと心のどこかで思っていても、他人から「このままで良いのか?」「今頑張らないと将来暗いよ!!」なんて言われるたびに気が滅入っていましたね。

セミリタイアしようかどうか迷っていたときも、お金の心配よりも「俺の人生こんなんで良いのか?」という葛藤のほうが大きかったですからね。

ま、この葛藤があってこそ、自分はどうしたいのか、どういう人生が幸せだと思うのかを見つめ直し、今の自分の生き方(ダメ人間であることを受け入れたうえで、セミリタイアして自分が楽で幸せだと思うフリーターとして生きていくこと)に辿り着けたわけです。

やっぱり将来を決めるのは自分ですからね。他人が「このままで良いのか?」「今頑張らないと将来暗いよ!!」なんて言うのは、自分がそうなりたくないだけなんです。なりたいかなりたくないかを決めるのは自分です。

だから他人にとやかく言われようが、自分が思う道を進めば良いんですよね。他人は言うだけ言って責任は取ってくれませんからね。