ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

サラリーマンを経験して良かったと思うこと

普段からサラリーマンをしていて、愚痴ばかりこぼしている当ブログですが、今回はサラリーマンを経験して良かったと思うことを書いてみたいと思います。

サラリーマンという仕事に疑問を持てるようになった。

世間一般では小学校、中学校、高校と学校へ入り、無事卒業できれば会社に就職してサラリーマンとして生きる道を進む方が大半だと思います。

そして、サラリーマンになると突然色んな常識やマナーを求められたりしますよね。

入社何年目ではこんなふうになって、将来はこういう仕事がしたいというヴィジョンを持てとも言われ、サラリーマンになるとこういう考えを持って自分に厳しく生きていかないといけないんだなと思っていました。

社会人として真っ当に生きていくためにはどんな厳しさにも耐え、乗り換えていかないといけない。それができない者は負け組で不幸な人生を歩むことになるということを学生時代から染みこまされていました。

しかし、実際にサラリーマンになると、厳しさは想像以上で、かつ自分の無能ぶりを思い知らされたわけですね。

ここまでしんどい思いをしなきゃまともな人生を歩むことができないのか?まともって何なの!?まともな人生って何なの!?

そう、サラリーマンを経験したことにより、サラリーマンとして生きることについて疑問を持てるようになった。

もし新卒で就職活動に失敗し、現在絶賛フリーターかニートをしていたらどうなっていたか?

冒頭で述べたように、学校を卒業してサラリーマンになることがまともな人生で、そこから脱落したら負け組という考えが染み付いてしまっていたので、現在フリーターやニートをやっていたら、私は自己嫌悪に陥って、それはそれで不幸な人生を歩んでたでしょうね。

サラリーマンを経験したからこそ、サラリーマンという生き方に疑問を持てたわけです。

「サラリーマンから脱落してしまえば、人生不幸なのか?幸せになるためならどんな生き方でも良いんじゃないのか?」

気になってネットで調べに調べた結果、色んな人の生き方を発見し、そしてセミリタイアという生き方も知った。

仮に会社に就職できず、現在フリーターやニートやってたとしたら、サラリーマンをしている人の愚痴やサラリーマンが嫌でセミリタイアを目指す人のブログを見ても、しっくりこないと思います。自分は経験してないわけだから。

こういうのは実際にサラリーマンを経験して苦痛を味わって初めて共感できるのであって、サラリーマンをやったことない自分が、社畜の悲鳴を聞いても、「でもお前正社員で恵まれてるし、世間では勝ち組じゃねえか」と嫉妬の対象でしか見なかったと思う。

サラリーマンを経験して苦痛を味わい、こんな生き方が幸せなのか?本当にこれでいいのか?と疑問を持ち、ネットで調べまくったおかげで、ある程度お金があり、自活できれば別にサラリーマンじゃなくて良いんだと、無職やフリーターになっても良いんだと。世間の目なんて気にする必要ないんだと。

多様な生き方があり、個々の生き方を他人から否定される義理は無いんだと・・。

そう思えるようになり、自分が今後の人生をどう生きたいのかを決めることができました。

そういう意味でサラリーマンを経験しておいて良かったなと思ってます。