ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

残業している人を見ると後ろめたさを感じてしまう。

何かねえ、残業している人を見ると、何かこうモヤモヤした後ろめたい気持ちというかなんというか、そんな気持ちになるんだけど、何だろこれ。

周りが運転免許の実技テストに合格しているのに、自分だけ落ちたときの気持ちと似たような気持ちが沸いてしまう。(この例えどうなんやろ?)

そう、会社で毎日定時で上がっている人間は私くらいのものだ。

先輩や上司が残業していても、特段後ろめたい気持ちとかそんなのは湧き上がってこないんだが、私が世話係をしていた後輩とか新入社員とか、自分より後から入社してきた子たちが提示後も残って仕事をしているのを見ると、何だかこう空しい気持ちになってしまうのだ。

こいつ何言ってんだ?とか思われるかもしれないが、あくまでそういう気持ちが湧き上がってしまうってだけの話です。

そりゃあ、残業して夜遅くまで仕事するとか絶対嫌です。

アフターファイブが無いなんて虚無感でしかないです。辛すぎます。

しかし、何だ、残業をして夜遅くに帰ってくる後輩、とくに私が世話係を担当した後輩を見ると、つい二度見してしまう。「こんな遅くまで残業してたの?」みたいな。

これは「夜遅くまでご苦労さん!!俺、定時上がりで最高だわww」とかマウントを取るような気持ではなく、「俺が世話係を担当していた後輩でさえもちゃんと働き、ちゃんとした仕事を任されて、世間一般で言う真っ当な生活を過ごしているんだな。」という劣等感を感じ、「俺何やってるんだろ?」って自問自答してしまうんだ。

こういう気持ちになってしまう根本には、やはり仕事を干されている現状に対し、後ろめたさを感じている表れだと思う。

幼い頃、父親が夜遅くまで仕事から帰って来ていないのを見て、サラリーマンというのは夜遅くまで仕事をするのが普通で、出世するなら当然のようにサービス残業だって引き受けなければならないという価値観が私にはあった。それが偉いことだとも思っていた。

その染み付いてしまった価値観が未だに私から離れようとせず、尾を引いている状態なのかな。洗脳が解かれていないような状態・・。だからこそ、残業しているやつらに対し、後ろめたいような気持ちが発生してしまうのだろうかと思う。

きつい仕事はやりたくない、任されたくないという気持ちと、仕事を干されて「俺何やってるんだろ?」と自問自答を繰り返す俺が綱引きをしている状態。

もう、こんな矛盾した気持ちになり、いらない葛藤を抱くのはごめんだ。会社にいる限り、この葛藤はずっと続くだろう。

やはり、私にはセミリタイアしかない。そう思う今日この頃であった。