昔は過剰に他人に失礼な態度を取ってしまうことを恐れていました。
年上に挨拶しないのは失礼だとか、他人のパソコンの画面をのぞくのは失礼だとか、返事の「はい」を2回言うのは失礼だとか・・。
他人に対して失礼な態度は絶対取ってはならない。気を遣わなければならない。
そうやって、過剰に自分を戒めていたように思います。
しかし、サラリーマンになってからは、もうどうでも良くなってしまいました。
社会人になってから、言葉遣いを少しでも間違えると「失礼だ!」と怒鳴られたりするようになってからは、もうやってられなくなったんですよね。
無意識にやってしまったことを、その度に「失礼だ」と指摘され続けると、もうどこをどうしたら良いのか分からなくなりました。
それに、会社の人間どもは「失礼だ」と相手には指摘するが、自分たちは平気で失礼なことするよね。
例えば私の元上司なんかも、私のおかしな行動や言動を聞く度に「失礼だぞ」と注意してきましたが、一方でその上司は、飲み会の席で私に対し、「子育てしっかりやらなきゃ、こいつみたいになる。」と私のことを指差し、笑っていたり、「お前は他の同期に比べたらひどく劣ってるよ。」とか思ってることをそのまま言いたい放題言ったりと、普通に私に対し、失礼な態度を取ってたんですね。部下には何を言っても良いとでも思っていたのだか知らないが。
この上司だけじゃない。他の人間だって、私が業務上の質問をしに行った時に、相手は「何か用?」とか「何だよ!」とか初対面でも冷たい態度を取ってきたり、仕事ができない人間を怒鳴り散らしたりと相手の自尊心を平気で傷つける行為をたくさん目の当たりにしてきました。
社会人とは自分たちのことは棚に上げて、相手が少しでもヘマをすると、「失礼だ」と平気で指摘する奴らばかりなんだなと思うと、私も自分の言動や行為に気を遣わなくなってしまいましたね。「失礼だ」と言われても、だから何なのって感じです。
まあこれは、失礼な行為をしないように過剰に気を遣うことに疲れてしまったことも起因するんですが・・。
まあ、そうは言ってもあからさまに悪い態度を取ったり、失礼な発言をしたりといったことはしませんがね・・。