ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

病み上がりでも、ダメリには厳しい

この2日間、私は原因不明の病に伏してしまい、寝込んでしまっていました。

謎の高熱、謎の頭痛、謎の吐き気、謎の喉の痛み、その他etc

今回患ってしまった病気は免疫が弱かった幼稚園児の頃以来のしんどさでした。

幸い、熱は下がり、まだまだ本調子ではないが、本日、会社に復帰いたしました。

さて、いままでどんな風邪を引こうと、仮病だろうと、私は会社を1日しか休んだことがありません。

その私が今回2日という長期に渡って、会社を休んでしまったので、もしかしたらさすがに我が部署の同僚たち、上司はひどく心配しているんじゃないか?そう思った。

私は優しいので、そんな心配をかけてしまうのは、心がほんのちょっとだけ痛むわけです。

いつも定刻を守り出社している真面目な私が、2日も欠勤してしまうなんて・・。きっと心配しているに違いない。と、ほんのちょっとだけ思っていました。

しかし、現実は残酷だった。

上司:「ボン君、もう大丈夫なの?」

私:「ええ、なんとか・・。」

上司:「病院は行った?」

私:「はい、行きました。」

上司:「どこの病院行ったの?」

私:「〇〇病院ってところです。」

上司:「いつ行ったの?」

私:「3日前の夜ですね。」

上司:「夜?どうやって行ったの?」

ここで私はこの質問に少し動揺してしまった。実は私は病院へ行った当日の昼、炎天下の中自転車でミステリーショッパーをこなしていました。その後に高熱になり、寒気もしたので熱中症だと思っていたんですね。

ネットで調べると、寒気を感じる熱中症は体温の調節が効かない危険な状態だから病院へ行ったほうが良いと書かれていたので、私は慌てて自分の足で病院へ行くのではなく、救急車を呼んでしまったわけです。

しかし、意識もある状態で救急車を呼んだばかりに、医者から「安易に救急車を呼ぶな!!」と怒られてしまいまして、それを上司に報告するのは恥ずかしいので私は嘘をついてしまったんです。

私:「と、友達の車で行きました。」

すると上司の質問責めがまた始まりました。

上司:「〇〇病院って夜やってるの?」

私:「えっと、救急外来です。」

上司:「救急外来は△△病院のほうでしかやってないんじゃ・・。」

ここでなぜか私は思考が停止してしまいます。普通に○○病院の救急外来を受けたのに、〇〇病院では救急外来は受け付けていないの?という謎の疑問が頭に沸いてしまったんです。

焦ってたせいですね。救急車を安易に呼んでしまったことをばれるのを恐れるばかりに・・。ココで私はフリーズしてしまいました・・。

すると、上司は何かを悟ったような顔をして、「まあ、いいや。」と言った。

この時ばかりは、ホッとしました。何とか乗り切ったと。でもよく考えてみると、何でこんなに質問責めしてきたんだろうか。何かを探っていたのか。ここでハッと私は思った。

あれ?仮病だって疑われてる?これ・・。

私が部署内で有給を一番消化している人間です。そして、普段からやる気のない態度出しまくりです。けど、もっと休みが欲しいと思っているに違いない。こんな奴が2日も休むために取る方法だなんて、仮病しかないのではないか?と思ったのではないか?

そんな風に見られているとは・・。

私は熱で2日間も苦しみ、2日も有給を無駄にしたというのに。病欠休暇なんて診断書が必要だからあってないようなもんだし。

そしてそれだけではない。まだ本調子ではない私に対し、上司はこう言ったのである。

上司:「じゃあ今日は個室の作業と、前から頼んでいた〇〇(肉体労働)をやってください。」

確かに熱は下がったけれども、まだ頭は重いわ、低血圧でだるいわで本調子ではないのに。そして締めくくりは

上司:「無理はしないでね。」

だって!支離滅裂じゃね?

普段からダメリでやる気も無い人間が病気して休んでも大して心配もされませんでした。

っていうか信用が無さすぎて、仮病を疑われる(多分)始末・・。

ま、心配されるのなんか別に期待してたわけじゃないけど、何ていうか2日も風邪で休んだの初めてだったもので、どういう反応するのかな、さすがに心配そうにするのかなと正直ワクワクしたんですけど、やっぱりどうでもいいような反応であった。

所詮は他人だし、所詮私役立たずのダメリだし、厚遇されるわけがなかった。

でもほんのちょっと心配されるのを期待したのは確か。やはりまだどこかで誰かに気にかけられたいという気持ちがあるのかなあ・・。