ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

ヒモになりたいか?

たまにセミリタイアを目指している、あるいは実践されている方で、稼いでいる女性と付き合って、ヒモになりたいと言っているのを目にする。

ヒモというのは女性の稼ぎで一方的に生活費を養ってもらい、生活する男性のことを指してよく言いますが・・。

世間一般ではこういう男性のことを情けないと思うかもしれませんね。

私はあまりヒモになりたいと思わないのですが、別に情けないからとかそういう理由でなりたくないわけではありません。

以前の「専業主婦を羨ましいとは思えなくなっている。」という記事でも書いたように、やはり誰かに依存して生活するのは向いていないと思うんですね。

そもそもヒモと専業主婦の違いはなんだ?

ヒモになるということは、女性が養っても良いと思える魅力的な男性だからこそできるものであって、女性はその男性に対して横柄な態度を取られようとも寛容になってしまうと思います。

ヒモって世間的には許されていないけど、ヒモである男性を養う女性って、その男性に魅力を感じている(あるいは弱みを握られているか)から養うわけで、女性はその男性に優しいと思います。

だから、男性にとっては非常に居心地が良いかもしれませんね。どんなに文句を言っても、縁を切ることがない家族のようなもの。(暴力とか虐待とか度が過ぎる行為があれば、身内でも縁は切ると思いますが)

この点は専業主婦とはまた違ってくると感じます。専業主婦は世間的にも認知されていて、許されている存在なので、いくら男性に養ってもらっていようが、稼いできてくれる男性と対等な立場になれる。その逆もしかりで、男性が「俺が稼いできてやってるんだ!!」と傲慢な態度を取られ、我慢をしている女性もいるだろう。つまり、専業主婦は相手に文句を言うと罵倒されるか、言わなくても、相手が亭主関白なら行動を制限されたりして、居心地の悪い環境で過ごす可能性も高くなる。

ヒモは世間的には許されていない。だからなれる可能性はかなり低いと思うが、ヒモになるのを許してくれる女性がいれば、どんなに怠けようが、相手は許してくれる素晴らしい環境が用意されていると思います。経験したことないからわかんないけど・・。

自分はなりたいか?

自分はそのヒモになりたいかと言われると、うーんちょっとって感じですね。

確かに女性に養ってもらって、嫌な労働もしなくても良いというのはメリット。

ただ、私は冒頭で掲載した記事でも述べているように、人と一緒に暮らすのは、やはり相手の嫌な部分が嫌でも目に付くので嫌だというのもあるが、他人に養ってもらうというのはどうしても引け目を感じてしまうと思います。

こう見えても、根は真面目な人間なんで、親に養ってもらったり、生活保護を貰って国に養ってもらうならまだしも、1人の他人に養ってもらうのは、後ろめたさが先行し、無理ですね。

他人に養ってもらって、例えばだがその分家事を頑張ったりしなければならない。この「頑張って何かをしなければならない。」という義務を自分に課してしまうのは息苦しいので、やはり他人のお金に頼って生きるのは嫌だな。逆に相手が寛容すぎて、居心地が良すぎてだらけてしまうのも嫌だし。

というか相手にお金を使わすのが嫌ですね。普段自分もお金を使いたがらないんだから・・。やはりお金は自分のために使えっていう考えが根底にありますから、その考えを持っている以上、他人にもそれを押し付けないと・・。

資産があって、相手と共同で生活費を出し合うのは良いですけどね。それはもうヒモではないか・・。