ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

せっかく新しい部署を紹介してもらい、苦手な上司と離れられるのになぜ拒絶したか。

以前このような記事を書きました。

https://nbombombonds.com/2018/09/21/post-3533/

以前いた部署が嫌だったので、人事に部署異動を希望しました。人事にはとくに希望を伝えておらず、とりあえず「対人業務が少ない部署が良い。」と私は伝えました。

しかし、紹介された部署が、話を聞く限り、もろ対人業務が多そうな部署だったので、はっきりと拒否はしてませんが、やる気のない態度を取ってしまいました。

これを知った上司は、私のこの甘ったれた態度が気に入らなかったのか、ぼろくそに私を非難してきたわけですね。

そして、この点に触れて、以下のようなコメントが来ました。

なんで否定的な態度とったんだよ せっかくその上司から離れられたかもしれないのに

これに対し、私は「紹介された部署もこれまたきつそうな部署だったからですよ。それとそこの上長も、そいつ又はそいつ以上に厄介そうなやつでしたしね。ま、最終的には離れられたので良しですよ。」と返答しました。すると、このように返信が来ました。

きついきつくないははた目からでは分からんよ 失敗して死んでお詫びしなきゃいけないような仕事は限られてるよ。 ほとんどの企業の仕事は怒られて終わりだよ むしろ失敗したことは仕事をしている証明になる。

確かにやってみると思ったより楽だと感じるかもしれません。

苦手な上司とも離れられ、異動するほうが円満かと思われます。

しかし、もしその逆だったしたらどうだろうか?

以前よりもプレッシャーが伴う職場で、上司も以前の上司よりも更にきつい人間あるいは同じくらい苦手な上司だったとしたら?

私は人事から紹介された部署の部長と面談しましたが、結構高圧的な人で、「君がうちの部署に来たら、どんどん仕事振るからね。振らないと成長しない。」みたいなことを言われました。

これを聞いた瞬間に、「この人はヤバい。」と思いました。こういうプレッシャーをかけてくるような言い方をする人間は容赦なく追い詰めてくる。以前の上司でそれを経験しているので、もう拒絶反応を示して仕方なかったです。

もう1つ紹介された部署では、部長は普通そうな人でした。

しかし、仕事内容が、現場と頻繁にコミュニケーションを取りながら、改善活動をしていくような部署で、私が恐怖心を抱くもろ対人業務多めの部署でした。そしてここでも拒絶反応を示してしまったわけです。

ま、対人業務の多さに関して言えば、以前いた部署もそう変わりはありませんでしたが、部署異動は新しい環境に変わるストレスも伴ってくる。

ていうか、以前の部署でも仕事は全くダメでした。

この仕事なら何とかこなしていけそうだなという確信が持つことができれば、対人業務は克服できたかもしれませんが、実際は、相手に話しかけられる度に高圧的な態度を取られたり、冷たくされたり、少しでも言葉遣いを間違うと怒られたりといった精神的消耗を重ね続けて来たため、完全に克服しようというやる気が失われました。

おまけにそのことで文句を言われ、上司からは「君は自分で判断して、関係する人間を集めて会議とか開ける?そして、そこで君はちゃんと喋れなかったら、みんな帰っちゃうよ。」みたいなことをよく言われました。

そうあってはならないという戒めを私に伝えていたのでしょう。しかし、それが逆にプレッシャーとなり、想像しただけで、自分がコテンパンになっている姿がイメージでき、ますます人と関わるのが怖くなりました。

こうして対人業務に対する恐怖心は拭い去ることができない絶対的なものになってしまった。

もうきつい上司とか以前に、対人業務に関する恐怖心のほうが強くなってしまったのだ。

一度ついた恐怖心はなかなか拭い去ることはできない。

だから、対人が少ない、または無いような業務じゃないと、異動したいという気持ちになれなかったのだ。ま、そんな部署、総合職であるはずもなかったわけだが。

上のコメ主の言葉に「ほとんどの企業の仕事は怒られて終わり」とあるが、それが嫌で仕方なかったとも言える。たいてい怒られまくったことで人が怖くなってしまったからな。

だから、人事に別の部署を紹介されても、否定的な態度を取ってしまった。

ま、入社して初めて配属された部署で酷いザマでしたから、もしかしたら、2つ3つ部署を経験していて、壁にぶち当たる前に1つは自分でもやっていける部署を発見できていたらまた違ったかもしれません。

ま、それでも、合わない部署に配属されたらどうしようかという不安はついてまわりますがね。