ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

「お坊ちゃん」っていう呼ばれ方

私はよく大人から「お坊ちゃん」って言われるんですよ。

これは昔から。

お坊ちゃんってさぁ、金持ちのボンボンで、苦労なく甘やかされて育ったみたいなイメージがあるんだけどさぁ、よく言われてしまうんです。

どういうときに言われるというと、例えばサラリーマンになる前なんか、ご飯を大人と一緒に食べるとき、1人だけやたら多くの種類のおかずを注文したりすると、「育ちが違うんだね。お坊ちゃんだね。」なんて言われたりした。

まあ、これはまだ良いとして、最近なんかは、例えば会社で今、現場でただ突っ立っている業務をしているんですが、現場の知らないおじさんから、「お坊ちゃん!」と呼ばれ、頼まれごとをされたことがある。

ただ突っ立って何もしない俺を見て、「良い身分だなぁ」とでも思っているのだろうか。

「お坊ちゃん」って呼び方は失礼

何かさ、他人のことお坊ちゃんって呼ぶ奴って、悪意を感じてしまうよ。

いわゆる人をボンボン扱いして、何の苦労もせず、楽して生きてきたみたいな扱いをするよね。

要はちょっとバカにしてるよね?

仕事ができずにプライドをズタズタにされたり、人間関係うまくいかずに、消耗させられたり、コミュ障故にこっちはこっちで通常の人間とは違う苦しみを味わいながら生きているわけです。

でも、普段は法違反を犯すことなく、真面目に生きているわけです。決して甘えて生きているわけではない。

それを自分が見た光景、表面しか見ず、周りが普通にこなせられることをこなせられないからといって、人のことお坊ちゃん呼ばわりし、今まで楽してきたツケが返ってきたみたいな言い方して!こちらの気苦労も知らないで!と思うわけですね。

こういう話をすると、以前の上司から飲み会の席で言われたことを思い出しますね。「ちゃんと育てないと、こいつ(私)みたいになるぞ。」ってね。

あの言葉は未だに忘れないよ。

私の両親を侮辱しているようなものだ。両親は両親でしっかりやってくれたと私は思っているんだがね。短気で酒ぐせ悪く、人を誹謗中傷するくせはあったけど、料理や清掃などの家事のやり方、常識やマナーなんかもしっかり教育しようとしてくれたよ。身に付かなかったけど。

酷い虐待なんかはもちろん受けなかったし。

だから、その人の行動1つ1つに「お坊ちゃん」だの「ボンボン」だの「親の教育が悪い。」だのケチつけるのは何か違いますね。人よりできないから甘えているのか?違いますね。

できるかできないかで、他人は何でも努力しているかしていないかどうかで判断しがちだ。

私だって好んで仕事ができないわけじゃないですし。

ま、そもそも、苦労していないことを嫌う風潮が、「お坊ちゃん」という呼び方に表れている気もする。

だから「お坊ちゃん」って呼び名は嫌いだよ。平気で冗談っぽく使う人多いけど。

自分も言わないように気をつけねば

という自分も、ある友人と旅行の計画を立てたときにね、友人がね、5000円以下の安いホテルは嫌だなんて言ったときは、イラッときて、「このお坊ちゃんが!」と言ってしまったことがあります。

これはこれで、ただ友人が安いホテルだとセキュリティやら居心地やら気にして、価格が高いほうが安心できると思って、価格にこだわってるだけですからね。

そこに、我慢やら強いるほうがナンセンスだったんですよね。私は理解できませんけど。

まあこういう友人とは旅行行きません。

でも、自分が納得できないことを言われ、ストレスが溜まり、「このお坊ちゃんが!」とつい言ってしまったわけです。ここから、ただ、ストレスをぶつけてしまっているだけというのがうかがえますね。

ま、こういう友人とは旅行は二度と行きませんけど。

でもホント、言葉には気をつけないといけません。