ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

新しい窓際初日 ~緊張の午前~

さて、今日は新しい部署での業務初日でした。

今までは、とある間接部門を隠れ蓑に、1人だけ雑用ばかりやる窓際従業員をやっていました。

そして、今回ちゃんとした窓際部署への異動が決まりまして、晴れて窓際部門の窓際族として、今日その初日を迎えました。

異動先へ挨拶

今日は新しく上司となる久保山さんに、異動先へ連れていかれ、部門のメンバーの方々に軽く挨拶をすることから始まった。

メンバーは上司と私含め7人。

中年男性が多かった。2人は派遣の30代くらいの女性だった。

何だかみんな無表情でちょっと怖かったよ。緊張した。

私は軽く自己紹介をすると、皆さんも軽く会釈をした。その後上司がメンバーに何か私に伝えることはないか聞いていた。

すると1人の男性が、口を開き、こう言った。

「ボンさん、本社から来てるメールはすぐリプライするようにしてください。ちょっと遅いと聞いています。」

新しい部署への異動に伴って、本社からメールで色々手続きを依頼されていました。その返答が遅かったことへの注意を受けてしまった。

初日から怒られる私。新しい環境でのサラリーマン生活がスタートし、朝から緊張して憂鬱な気分に浸っている私に追い打ちをかけるように・・。

ドキドキが止まらなかった。

同僚との会話

んで軽く自己紹介を終えて、ネットで1時間くらい講習を受けることになった。

座席を案内されましたが、なんとそこはほぼ窓際の席だった。人事がユーモアを利かしてきたか。面白いジョークではないか。

しかし、窓際の席と言っても、私は事務所側を向いているので、外の景色を見ながら仕事はできない。そう、後ろを振り向かないと外の景色を堪能できないのである。人事の意地悪!!

しかも、すぐ後ろにはまだ席がありまして、その席が上司の久保山さんの席になります。久保山さんの席は窓際を向いていました。

あんた、なぜそんなとこに座るんだ。

しかも上司の席と私の席の間の通路の幅がかなり狭いので、上司と下手すりゃ背中合わせをするような状態になってしまう。

敵に囲まれて、お互いの背中を任せる戦士みたいな構図ですね。かっこいいですね。

まあ、その上司普段は本社勤務なので、私のいる事務所に来るのは週に1,2回程度ですけどね。

んで、何やらしていると、、1人のおじちゃんが声を掛けてきた。

私が引き受けることになる仕事の指導をしてくれる予定の前澤さんだった。

前澤「君、何年目なの?」

私「5年目になります。」

前澤「へえ~、意外とそんなに経ってたんだ。」

若くして窓際族になってしまった私の入社年度がそんなに気になったのでしょうか。ま、思ったより若く見られていたみたいで、何かホッとしたわ。

若いとまだ何してても許される年齢ですからね。

他には実家はどこかとか、今寮に住んでるのかとかそんな他愛のない話をした。

ネットの講習を受講中だったので、講習に全然集中できませんでしたね。

んで、今までの経歴について聞かれたので、私は入社1年目から現在に至るまでの経歴を説明した。もちろんどんな部署にいたかという説明くらいしかしませんでした。以前の上司と人事の怒りを買って、今いる事務所に来てしまったとかそんな余計な話はしませんでした。

そして、1つ目の部署はとある管理系の部署だったのですが、私は当時、現在とはまた場所が異なる違う事務所にいたんですよね。

そして、そのことを伝えたんですが、前澤さんからこんなことを聞かれてしまいました。

前澤「うちの事務所にもそんな部署あるんだから、何でココの同じような部署に配属しなかったのかね?」

これを聞かれてしまうと、反応に困って仕方なかった。私は1つ目の管理系の部署自体も嫌で逃げてきたようなものなんですから、苦笑いしながら「色々あったんですぅ」なんて答えてしまった。

すると・・。

前澤「まあ、実は色々話は聞いてるんだけどね」

と言われた・・。

おい、知っててなぜ聞いた?事実関係を確認するためにそうやって探りでも入れていたのだろうか。

なんていうか、触れてほしくない部分に自分の好奇心を満たすためだけにあえて触れようとしてくる人って、何か人間的に信用できないんですよねえ。

こんな感じで、午前中の新しい部署の印象は、ちょっと不安なものになってしまいましたね。

んでなんやかんやして午前が終わり、午後から業務が開始しました。

不安はまだ続く・・。