私が現役バリバリキャリアマンだった時代(激務で精神をやられてた時代)、そりゃもう他部署と調整やら、頼みごととかしてたわけですよ。
会社に勤めてるとさ、怖い先輩とか上司とかいるじゃん。あんまり関わりたくない奴とか。
そういう人らに仕事の依頼をする時ってめちゃくちゃ緊張するじゃないっすか。
ま、緊張っていうか、恐怖でしか無かったんですけど。
ただでさえ、私はコミュ障でたどたどしい話し方だから、話しかけると、十中八九冷たい態度取られたりするし。
でも業務を進めていくうえで、そういう人達との折衝を避けられなかったりするんだけど、それでも何度か避けて、頼みごとをこちらがされたときも、その内容が精神的に消耗が激しい業務だったりすると、あえてやらずに無視してたり、報告すべきことを上司にぐちぐち文句言われたり、怒られたりするのが嫌で、あえてしなかったり。
こうなると、後から怒られて、より炎上必至になることは確実なんだけど、それでもできなかった。
後からもっと怒られてもっと炎上するの分かってて、なぜあえて無視したり、報告しなかったりしたのかと言うと、自分からあえて怒られるような真似をすることに対する抵抗がそれ以上に大きかったからと言わざるを得ない。
怒られるの分かってると、緊張するし、それだけでも消耗する。そんな結末が分かっている状態で動きたくないよね。死ぬの分かってて、ビルから飛び降りるようなもの。
そして、どこかで何事も無く平和に事は運び、無事で済むんじゃないか？と淡い希望を抱いていたりするんだな。
これにより、じゃあ自ら怒られに行くような真似をあえてしないことの決意が確固たるものになる。
自分から能動的に怒られに行くなんて嫌に決まっている。
飛んで火に入る夏の虫みたいなさぁ。
そして、案の定後からひどく怒られることが多かった。
でも、能動的に怒られに行くことをやらないだけで、さらに怒られてもっと酷い状態になったとしても、相手が怒りに来るほうが、まだ気楽だった。
ダメリーマンの私の場合、能動的に怒られに行く行為をすることによって、何もしないよりもさらに怒られる回数も増えると思う。
ま、こんなことしていると、信頼はがた落ちですけどね。ま、そんなの考えてる余裕なんて無かった。
もちろん、報告して案外怒られることなく済んだかもしれないが、怒られる可能性が少なからずでもあると、やっぱ嫌だった。相手が苦手な人だったら尚更だよ。
