ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

セミリタイア者はやはり少数派であってほしい

サラリーマンが嫌で資産形成を開始し、セミリタイアを目指す者ってこの日本にどれくらいいるだろうか。

セミリタイアブログが乱立するようになった現在、確実に増えてるような気はするが、それでもまだまだマイノリティだと思います。

まあね、人生を労働だけに支配され、生きる希望を無くしている人、仕事ができなくて絶望している人にセミリタイアという生き方を示してあげるのは良いことだと思うけど、「セミリタイアを目指す者がもっと増えればいい!!」とか言ってセミリタイアを推奨しまくる人がいるけど、どうなんだろうね。

私は少数派が良いと思います。セミリタイアをする人が増えたら、自己防衛を意識してお金を消費してくれる方が減り、経済が回らなくなってくるし、労働者が減ることで所得税や住民税などの税収も減るわけですから、政府にとっては痛手。だから資産のあるセミリタイア者を標的にした資産課税なるものは実施されるようになってしまったら、「ひえええ」ですね。

ま、こういうことはよく言われていることではあるけども・・。

でもセミリタイア者が多ければ多いほど、仮に資産課税なるものが政府から提唱されたとしたら、反発してくれる味方も多いし、

それに日本人って自分より楽している人間を嫌う傾向があるので、日本の労働者がセミリタイア者に対して「あいつら資産持って労働せずに楽しやがって。資産税を課税すべき!!」なんて言い出したら嫌ですし。

とは言っても、いずれにしてもセミリタイア者が増えてしまう状況はあまり好ましくない。何にせよ税収が減るからには何か対策を講じないといけないような状況になるし、それが良い政策なら良いけど資産税みたいな課税が発生したら最悪だ。日本の政府のことだからろくでもない政策を考えそうで不安である。

ま、セミリタイア者って、ようはフリーターあるいは無職のようなものだから、フリーター、無職が増えれば、世間のフリーターや、無職に対する風当たりも弱くなってくるとは思いますが。

それでもセミリタイア者が増えるのは嫌だと感じるのは、流行りに乗っかるのは嫌と感じる時と同じ心理から来るものかもしれない。