ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

西表島旅行記&釣行記 2日目

西表島旅行の2日目は西表島のジャングルツアーに参加する日だった。

ピナイサーラの滝という、落差が沖縄の中で最大の滝があるのだが、その滝を見に行くというツアーだ。

ピナイサーラの滝まで行くには、カヤックに乗って、マングローブの森を抜け、陸地に着いたら、山を登って、まず滝の上に行く。滝の上で昼食を取ると、今度は滝の下の滝つぼまで行くというコースだ。

ピナイサーラの滝

朝9時くらいに、ツアーの人が宿まで直接迎えに来てくれた。

今回ツアーということで、私以外に2人の参加者がいました。

ジャングルツアーで一番心配していたのは、この参加者だった。大学生くらいのリア充ばっかりだったらどうしようかと思った。1人だけアラサーのおっさんっていうのは浮く心配があります。

ま、その参加者というのが、やっぱりリア充カップルだったのですが、私よりは2人とも年上だったのでちょっと安心しました。

男の方がちょっと大学生っぽいウェ―イなノリだったので、一瞬年下かと思いましたが、年上だったので、びっくりしたと同時に、何かちょっと安心したな。年上なのにお2人がかわいく見えましたよ。

さて、ツアーバスの島のとある山中まで行き、目的地にたどり着くと、ガイドさんからの説明と準備を終え、そのままマングローブの森へ

 

この入口から出発し、ピナイサーラの滝がある陸地を目指す。

 

 

マングローブの森はこんな感じ。写真で伝わるであろう。

最初で体力も有り余っているので、このマングローブの森の中、カヤックをゆっくり漕ぐのは至福の時間でしたね。漕いでは休んでを繰り返し、休んでいる間は体の全身を自然の中に委ねる。マングローブの森の静寂さを楽しむ。はっきり言ってココが一番幸せのピークだったかも。

 

途中何度か小雨に降られる。

 

ピナイサーラの滝にたどり着くまで30分以上は漕いでいたと思います。結構長い。ま、楽しいので時間が経つのも早いですけどね。

 

それからずっと漕いでいると、滝が見えてくる。

 

 

今回のツアーのコース、この滝の下の滝つぼから行くのかと思いきや、まずは滝の上まで登るとのことだった。

 

陸地に辿り着くと、ガイドさん先導でジャングルの中をトレッキング開始。

 

西表島の動植物について色々説明を聞きながら、進んでいきました。

 

 

特徴的な根っこを持つ、サキシマスオウノキという植物。いたるところに生えてましたね。

 

天気は小雨で、湿度は高かったんだけど、森の中は元から湿度高いし、晴れで気温が高ければ、もっと蒸し暑かったであろう。

 

気温が低くて良かった。それでも汗はかいたが。

 

森の中はやたらと茶色いトカゲがたくさんいた。サキシマノボリトカゲだ。

こいつ、尻尾が切れないので、簡単に捕まるそうで、乱獲されまくったせいで、今や絶別危惧種らしい。ま、西表島内には簡単に見つかるほど、たくさんいたけども。

 

イリオモテヤマネコにも出会えないかなと思ったが、イリオモテヤマネコは現地の人でも1年に1,2回見る程度なのだそうで、かなりの希少種のようだ。

 

後はイノシシがいるそうだが、こいつは西表島の名物食材として、重宝されているよう。

島内のドングリばかり食べたイノシシはイベリコ豚並みに脂の乗った美味しい肉になるそうだ。

 

ま、島内にいる哺乳類はこんなもんらしい。極めて種類は少ない。もちろん熊もいません。

 

そんな話をガイドさんから聞きながら、山を登っていると、ようやく滝の上に辿り着く。

 

 

この川の中を歩いて渡るんだけど、岩が滑る滑る。滑ってそのまま滝の中を流れ落ちることを想像すると、冷え冷えしました。

 

 

滝の上からの景色。

ココは晴れていたほうがやっぱ綺麗に見えたでしょうね。

 

ま、曇っても、十分綺麗でしたけど。

 

 

川の上流側はこんな感じ。

 

昼食はこの川のほとりで取りました。

 

ガイドさんが持参の手作り弁当。写真は無いけど、玉子焼きとおにぎり2個、それとチャンプルだったかな。

 

昼食を終えると、下山開始。

 

カヤックで辿り着いた場所まで戻り、今度は滝つぼを目指す。

 

 

滝の上まで登った時はそうでもなかったが、滝つぼまでの道は、結構ジャングルっぽい道で、「ジュラシックパーク」に出てきそうな雰囲気が漂っていた。

 

ガイドさんの植物の説明も、この道でのほうが多かったですね。

 

 

さてさて、ピナイサーラの滝つぼに到着。

 

 

この滝つぼ近辺は、水しぶきが激しいので、かなりの涼しさでしたね。

 

 

滝つぼの水の中は、結構泳いでいる方もいましたね。

私は滝つぼの水の中に手を入れて遊んでいました。

上の写真のようにテナガエビが、手の角質を食べに寄ってきてくれるんです。(写真は指の先端にテナガエビがいます。)

これがかわいいのと、テナガエビに触られる感触が気持ちよくて、うっとりしてしまいました。

 

さて、滝つぼでの休憩を終え、そのままカヤックの場所まで戻り、再びカヤックを漕いで、元の駐車場のある場所まで行きました。

 

これにてトレッキングは終了。

 

なんやかんやで、マングローブの森の中、カヤック漕いでいる時が一番楽しかったような。

 

ま、西表島でしか味わえない大自然を感じられたので、満足度は高いです。まあ、ツアー代8500円は払っただけのことはある。

 

白浜港での釣り再び・・。

さて、トレッキングを終え、ガイドさんが宿泊先まで私を送迎し終えると、時間はまだ3時でした。

 

時間が余裕で余ったので、再び白浜港で釣りを開始。

 

最初は1日目にハタタテダイを釣りあげようとした場所でリベンジ!!

 

しかし、昨日と同様、ハタタテダイはいたが、エサだけ取られるだけで、全然釣れない・・。

 

なので場所を変えることに。

 

 

こちらの堤防で釣りをすることにした。

 

徒歩50分のスーパーで買ったオキアミを針につけて、海にぶっこむ。

 

すると、ぶっこんだ瞬間、なかなか強烈な引きが!!

 

 

 

 

 

 

釣れた!!

 

ハタタテダイ追い回していた場所では全く釣れなかったのに、こちらの堤防は開始1分で釣れた!!

 

エンゼルフィッシュみたいな形してるが、何だろこの魚。熱帯魚って感じはする。

 

調べたが、全然出てこない・・。

誰か分かるやつはいないか?

 

「沖縄 エンゼルフィッシュ」で検索しても、本物のエンゼルフィッシュの画像しか出てこない。

 

しかし、こいつ、喉の奥まで針が刺さっているため、針を取るのに苦労する。

とりあえず小さいのでリリースしたが、小さな魚とはいえ、やはり釣れると嬉しい。

 

そのまま釣りを続行すると、また反応があった。

 

これもさっきと同じエンゼルフィッシュだった。また、針を喉の奥まで飲み込んでいたので、取るのに一苦労。いっきに釣りたくない魚になってしまった。

 

またまたリリースして、釣りを続行したが、次はしばらくは反応が無くなってしまった。

 

 

日は暮れていく。

 

しかし、夕陽が雲の隙間から差し込む瞬間は美しいな。

こうやって釣りをしながら、綺麗な景色を眺めるのはホント好きだよ。

 

魚が釣れた幸福感と合わさって、より良い気分に・・。

 

と、次の瞬間、釣り竿に反応があった。

 

凄い強烈な引き。

 

さっき釣ったのよりは明らかに大きいぞ!!!

 

そして、興奮する気持ちを何とか抑えながら、慎重にリールを巻いていくと・・。

 

上がった!!

 

 

 

 

 

なかなか大きいサイズの魚。

 

初めて見たので、すぐ近くの船の上で作業している漁師のおじさんに、この魚が何なのか尋ねると・・。

 

おじさん:「それコトヒキだよ!!イサキの仲間!!食べれるよ。」

 

イサキの仲間!!イサキは一度釣りたいと思っていた魚。その仲間が釣れたとあって、結構興奮してしまった。

 

簡単に釣れる魚なのかもしれないが・・。

 

しかし初めて釣れた魚なので、やっぱり嬉しい。

 

ちなみのこのコトヒキ、威嚇すると、エラから「ぐうぐう」と音を鳴らす。

この音が琴に似ているから、「コトヒキ」という名前がついたそうな。

それとエラと背びれが鋭いので、ケガすることがあるみたい。

 

それから釣りを続けたが、何度か掛かったが、逃げられてしまってばかり。

しかし、頻繁に反応があって楽しかった。

 

場所が良かったのかな?魚影が濃く、なかなか良い釣り場であった。

 

さて、コトヒキは宿に持ち帰り、食堂のオーブントースタ―を使い、アルミホイルにくるんで塩焼きにした。

 

味はたんぱくで柔らかく、美味だった。カップラーメンと一緒に食った。

 

夕食何にしようか困っていたので、食料が増えて助かったよ。