ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

テレビがFIREを取り上げる意図は?

最近FIREという言葉が流行していますよね。

私の職場の人間でも、知ってる人をよく見かけるようになりました。

Youtuberのあっちゃんだか、がっちゃんだか忘れましたが、取り上げてたみたいだし、最近ではFIRE特集なるものが番組で取り上げていたとか。

日本の労働環境はクソだし、国もクソで、税金やら保険料やら上げたり、控除額を下げたり、給料の手取り減らし、インボイスとか訳わからんことやったりして、中小企業潰ししたり、そして30年間デフレにも何ら対策を打たず、スタグフレーションまで起こしてしまう始末だし、そりゃあ働くのが嫌になり、FIREやら何やら目指したくもなるというものです。

でもそんなことは国も百も承知でしょうから、FIRE民が増えないように対策するか、増えたら増えたでさらに締め付けて苦しめることを考えると思います。

 

以下、特集番組ではこのようにFIREを取り上げていたみたいですね。

『ねほりんぱほりん』ギリギリFIRE回――早期リタイアした自由人に見る「節約を楽しむ才能」と「強いメンタル」

この記事を読んで、取り上げられた人を見てみると、例えば20代、900万円でリタイアしたという男性。

月5万円生活で、家賃1万円、野草を食べて食費節約もしていたとか。FIREを実現するために、同棲していた彼女とも別れたそうだ。

一方で30代、3,000万円でリタイアしたという人。

家賃2.2万円のなんと事故物件に住み、月8~9万円の生活費で、食事も株主優待券を活用。サラリーマンのころは、家のガス契約をせずに、会社のシャワーで済ませていたとか。

 

結構インパクトありますよね。こういうのを視聴者が見るとどう思うか?

「FIRE目指すのにそこまでしないといけないの?それなら働いていたほうがマシ」と考えるかもしれません。

並々ならぬ努力!!と強調している点でも、並みのメンタルじゃできないよと誘導している感じがありますね。

他に取り上げられていた人も、資産が億単位だったりしたそうなので、乞食並みのじり貧の生活を強いるのか、あるいは株で一発当てて、億を稼ぐしかFIREを目指せないと思うかもしれません。

 

これで、社畜という奴隷を奴隷のままにすることができる。

では、逆にこれで憧れを抱いて、本気でFIREを目指す人が増えたらどうか?

 

そうなったらそうなったで、例えば、FIRE民は「税金を払わず、保険料も払わず、公共施設や病院を利用したりして、ただ乗りをしている」みたいなヘイト記事でも拡散させて、FIRE民に対する労働者の不満を煽って、「資産ある奴からは税金取れー!!」みたいに世論を誘導し「働く人が減り、税収が減って財源が減ってる!じゃあ資産持ってるやつの資産に課税しよ!!」という流れに持っていく運びなのかもしれませんね。

 

FIREという言葉まで作って流行らせているくらいだから、何かしら意図はあると思っています。テレビは国のプロバガンダ機器として機能しちゃっているのも事実でしょうから、そういった意図があるのかもしれませんね。

他に意図あるかな?ま、ろくなことは考えていないと思います。最近の国を見てると、わざと国民を苦しめて負の感情を煽っているようにも見えるので。