ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

環境管理業務体験記 その2(環境管理部門で過ごした日常)

環境管理部門では廃棄物処理の仕事に携わったとありますが、一応他にもありますね。

トロールという業務がありました。

工場内を見て廻り、排水処理槽の水質を確認したり、倉庫の塗料の保管が適正になされているかとか、倉庫における灯油の指定数量は維持されているかとか、月に1度チェックし、レポートを作成して、関係部署にメールで報告するという業務がありました。

これは、チェック自体は簡単なのですが、レポートを作成する時に、上司にチェックを受けるのですが、細かい文言をチェックされ、こういう言い回しはダメだとか指摘され、指摘箇所を修正すると、新たにまた別の箇所を指摘され、そこを修正して以下5回も6回もループし、レポート作成だけで半日取られたりしていました。

下手すりゃ1日かかった時も・・。

なのでレポートを作成する時は毎回憂鬱でしたね。報告書っぽく、型にハマった言い回しを細かく選んで書かないといけないのが辛いところですね。

伝われば良いって言うのは通用しませんからね。

んでしばらくは、廃棄物運搬の立ち会いとこのパトロールだけを任されていました。

そして3か月に1度、部長クラスと役員クラスの集まりがあって、そこで報告会みたいなのもやらされたことがあります。

私が発表したのはパトロールした内容の報告なんですけど、3か月分まとめてパトロールで指摘した内容をプレゼンするわけです。

もうこれが当時私が受け持っていた業務の中では断トツに重い業務でしたね。

1週間くらいプレゼンの練習しまくって、やっと形にはなるんですが、発表後の質疑応答でたどたどしくなり、隣で上司が失笑するという感じでした・・。

あ、これも1度任されてそれ以降は無くなりました。環境管理部門がやる仕事はこの1つではありませんから、それに1週間かけてプレゼンの練習をしてやっと形になるようなことではやっていけないということと、ちょうどそれ以外でも失態を続けていましたので、全ての業務を外されたタイミングで部長役員クラスへの報告会への出席もそれ以降はしなくて良くなりました。

全ての業務を外された経緯を捕捉しておくと、上司に一度会議室に呼び出され、「君に任せていた仕事を全て外します。」と言われ、パトロールや廃棄物運搬立ち会いも含め、全て外されたんですね。

そこには、環境管理部門の部長と人事課長も同席しておりましたね。

この面談で当時、号泣してしまったのを覚えています。自分が仕事ができなさすぎる故だと分かっていても、面と向かって言われてしまうときついものですね。今まで溜まっていたモノがこらえきれなくなったかのように、涙が抑えられませんでしたね。

同時に安心もした気もしましたが・・。

仕事を全て外された後は・・。

さて、パトロールも廃棄物運搬立ち会いも全て外された後は何をしていたかというと・・。

何か資格の勉強(危険物と水質防止管理者)と新聞やニュースを見て、環境法の法改正があればその内容をワードにまとめて、週に1度上司と先輩集めて発表したりしてました。

いやあ、もうそんな法改正なんかなかなかありませんから、暇でしたね。(笑)

でも、この発表で意外と熱心に上司たちが議論していたので、そこは興味深かったです。

ここの部署のここの設備が該当(私が発表した法改正の内容と)するんじゃないかとかね、真剣に議論されてましたよ。

これを見て、何かこう自分の存在意義的なものを錯覚してしまいましたね。

「俺の発表した内容で真剣に議論してくれてるぅ!」みたいな。

もうこの部門での存在価値なんて全く無かったですけどね。(´;ω;`)

これを半年ずっと、次の年度に移るまで続きましたね。

次の年度には異動になりましたからね。

なので、語ることが殆ど無いんですよね。環境管理部門もやることはたくさんあるみたいでしたが、基本的なことが全くできなかったので、殆ど何もできずに業務を全て外されました。

 

そういえばISO14001維持審査とかもありましたけどね。

ISO14001とは製品の製造やサービスの提供など、自社の活動による環境への負荷を最小限にするように定めた仕様書で、この認証を取っていると環境負荷の低減に努めていると国際的に認められるというものらしく。

うちの工場は環境規格のISO14001の認証を取っていましたから、それがISO14001で定められた規格を守れているか、年に1度外部から監査員が来て、監査されます。

この監査に一度だけ出席しましたけど、自分は見てるだけだったので、やはり特に語れることはありませんね。

 

このISO140001の事務局だけでなく環境管理部門の業務は廃棄物管理、化学物質管理、内部監査、環境不適合対応、パトロール、環境教育、その他全体への環境説明会を定期的に開催したりとなかなかにやることが多く、一つ一つが責任の重い業務でしたね。

もしこれを1人で任されたとなると、相当要領良くないとこなせるものではありません。上司は1人でかなり要領良くこなして、いつも定時に帰ってましたけどね。

職場内の人間関係

職場内の人間関係は良かったと思います。

ただ私はあまりにも失態が多くて、上司からは嫌われていたように感じます。

女の上司だったんですけどね。

裏でめちゃくちゃ愚痴られていたのを覚えています。

女性って表と裏の顔をはっきり使い分けてくる感じがして、女性への恐怖心がまた深まってしまいましたね。私の前ではニコニコしてても、裏ではボロカス言ってましたし。

冷淡というか、そしてやらかすと容赦なく切る感じが女上司は強い気がします。

男上司に詰められるのとはまた違ったきつさがありますね。女上司って。

 

それと説教も長い上司で、私が毎回失態する度に、私を会議室に呼び、1時間以上説教し、それも同じ事を何度も何度も言い聞かすようにしてきたので、時間が毎回かかってましたね。

生産管理時代の上司もかなりしんどかったけど、ここの上司も結構トラウマです。最近夢に出てくるのも環境管理部門の上司のほうが多いです。

ま、私が悪かったんですけどね・・・。この女上司にとっては私を部下に持ったことがトラウマでしょうけどね。(笑)

 

何ていうか生産管理時代に比べて、環境管理部門はより仕事が任されなかったので、その分ここでの劣等感や屈辱的なものが感じていた記憶が大きいですね。

生産管理時代は仕事に追われる辛さで疲弊し、環境管理時代は劣等感に追われる辛さで疲弊していた感じです。まあ生産管理時代も劣等感は感じていましたが、環境管理部門は仕事に追われなかった分、劣等感を感じている時間が長かったからとも言えるかもです。

この劣等感を最小限にするために、開き直り術を自分に刷り込んでいった時期もこの時期だったと思います。

そして、このブログを開始した時期もこの時期でしたね。