ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

生産管理業務体験記 その1(生産管理業務とは何をする仕事だったか?)

さて、在職時代の業務について、セミリタイアしたので少しずつ書いていこうかなあと思います。

今回書く生産管理業務については、私が新人時代に初めて配属された場所のため、結構昔なのでうろ覚えのところもありますが、できる限り鮮明に書いて行けたら良いと思う。

生産管理業務とは?

まず、生産管理業務は何かというと、私がしていた範囲で説明するなら、上が決めた生産計画の生産台数通りに、1日に決められた生産台数を満たすように現場に生産指示を出す業務です。

同じ機種でも容量が異なる仕様の型式がいくつかあるので、需要をもとにそれぞれの型式の必要な生産台数も決めて、現場に作るように依頼してました。

私が関わっていた製品は、標準型で、オーダーメイド製品とは異なり、型が最初から決まっているので、大量生産しちゃうものという感じですね。

また、客からの注文で営業を通して、生産依頼が来るモノと、あらかじめ作っておいて製品を倉庫に在庫して、注文が来て、在庫があれば、そこから直接出荷するモノの2種類がありました。

この2種類を合わせて1日の現場のノルマとなる生産台数を毎日指示を出して作ってもらっていました。

基本的な業務はこんな感じでした。

生産管理業務でしたが、営業とのやり取りはほぼ無し

生産管理業務と言うと、現場と営業の板挟みとよく言われます。

営業が「この納期で作れ!何とかしろ!」と言っても、現場は部品が無かったり、キャパオーバーで作れなかったりで、「無理言うな!!何とか説得しろ!」ってな感じで、生産管理は両方に頭を下げながら、納期を何とか調整するといった営業と現場の仲介役みたいなところがあります。

しかし、私がいた部門では、営業への対応を専門でしてくれる部門がまた別にありました。

また、部品の注文とかも、別の部門がやってくれるので、私がいた生産管理部門は比較的ラクなのでは?と思っていました。

オーダーメイド製品だと、受注を受けたら、営業への納期調整、生産指示、現場対応、部品購入等、1から全て1人でやらないといけない感じでしたが、標準品はその点楽でしたね。

ただ1つ、ヤバそうな業務がありました。

ただ、1人でいくつもの現場を受け持つとかしていましたし、新機種立ち上げといって、今まで別の会社の工場で生産していた機種を、経費削減のもと、内製化する動きが活発になっていたので、その新機種を作るための現場を1から作り、整備し、試作から検査までの工程を作るという一大プロジェクト的なこともやらないといけませんでした。

私も一度任されかけたのですが、その前に一度、現場改善発表練習と称して、今まで体験してきた業務の中から、問題点を提起し、改善をしてみようと当時の上司から提案され、生産管理部門のみんな(私と同じ現場対応のメンツだけ)を集めて、発表させられました。

部門のみんなを呼び出す時「今、忙しんだけど?」「早くして」と野次を飛ばされながらだったので、だいぶ緊張したのを覚えています。呼び出すように言ったのは当時の上司でしたが・・。

発表自体は問題点を提起して、改善策を考えて発表までしたは良いですが、「じゃあその改善策を現場巻き込んで実行してみよう!」と要らんこと言いよったので、私は大恐怖のあまりやりたくなくて、結局何もやらず、上司への報告もせずにいると、呼び出しを喰らって、「新機種立ち上げやらせてみようかと思ったが、その態度を見てると信用できないと思ったから話は無しにしました。」と言われ、今まで通りルーチンワークに徹するように言われ事なきを得ました。

まあこの新機種立ち上げをやらせるという話の前に、上司との面談で今まで通りのレベルの仕事をずっとさせてもらうという話だったですし、安心しきっていたところに、翌日に上司は「やっぱり昨日言ったこと撤回させて」と言ってきて、新機種立ち上げをやってもらうという話になったんですよね。

なので、新機種立ち上げという一大プロジェクトには一切関わらず、毎日のほぼルーチンワークの現場生産指示、管理をやっただけです。上司的には新機種立ち上げもいつかはやらせようとする雰囲気はまだありましたが・・。

ただ、先輩が実際にやっているところを、横で眺めて勉強するみたいなことはやりましたが、それも3回ほど見学したり、会議に参加しただけで、自分は何もやっていません。

さて、ルーチンワークのほうもそれはそれで個人的にはきつかったので、次回、そちらの詳細を書いていきたいと思う。