ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

環境管理業務体験記 その1(環境管理業務とはどんな仕事か?)

さて、生産管理からまた別の部門へ異動し、今度は環境管理部門へ飛ばされました。

環境管理というのは何するのかというと、廃棄物処理管理や、部署ごとに自社の環境規程が遵守できているかどうか、定期的に監査したり、環境法規制が遵守できているかどうか、外部からの監査に対応したりとか、まあそんなことやってました。

まあ何というか法律に関わる業務ですね。まあ法律に関わる業務なので、リスクマネジメント能力がかなり必要になる職種です。

生産管理部門とは全くの畑違いの職種であり、難易度もさらに上がるという。(笑)

当然、私にリスクマネジメント能力なんて皆無なわけですから、殆ど深いところまで仕事を一切任されることなく、1年半で担当外されました。(笑)

だから体験記と言える程の体験してません。じゃあどんなことしていたかを今から書いていこうと思います。

産業廃棄物処理業務

まず、私が携わったのは、この廃棄物処理業務です。

廃棄物処理なんて、ただ社内で出たごみを分別して、一般ごみとして出せば良いだろうかと思うかもしれませんが、会社で扱うのは一般廃棄物では無く、産業廃棄物です。(一応社内から出るごみ(お菓子の空箱とか、生ごみとか)はありますが、これら事業系一般廃棄物として処理され、家庭内ゴミとはまた別)

そして、産業廃棄物には廃棄物処理法という法律があり、その中に排出事業者責任というのがあります。

何のことかというと、例えばA社が出した産業廃棄物を、ある産業廃棄物処理会社B社に処理を委託したとします。

そのB社がもし、委託した産業廃棄物を不法投棄し、その不法投棄された産業廃棄物が、A社の産業廃棄物であると判明した場合、不法投棄したB社だけでなく、廃棄物処理をB社に依頼したA社も罰せられるという非常に厳しいものです。

なので、委託業者を選ぶ際は慎重に、現地確認もしっかり行い、決めなければいけません。

現地確認では例えば、未処理の産業廃棄物が現地の敷地内で大量に置かれていないかとか(不法投棄に繋がる可能性)、保管方法は法規制で決められた基準を順守できているかとか、そういった点を確認します。

私はこの現地確認を一切経験することはありませんでした。(先輩と一緒に行って、先輩のやり方を見学させてもらったりはしましたが、私はそこで相手の業者に疑問に思ったことなど、質問を一度もせず、見ていただけなので、それ以降連れていかれなくなりました。)

契約書もみっちり確認します。契約書の内容チェックくらいは任されましたが、それもいつの間にか任されなくなった。(途中までは上司は「契約書だいぶ読めるようになってきたね。」って褒めてくれたんだけどなあ。何でだろうなあ。)

んで、私が最終的にしていたことと言えば、産廃を運搬しに来た業者が産廃をトラックに積み終わるまで眺めるという仕事www

マニフェストという処理委託した産業廃棄物が契約内容どおりに適正処理されたかを確認するための管理伝票を発行して、運転手にサインさせて、控えは渡してっ的なやり取りも一応やってた記憶があります。

しかし、このマニフェストを事務所に帰ってからすぐにファイルに閉じずに放置したり、そのリスク管理の無さをよく先輩から指摘されました。

そんな細かい失態を繰り返していたら、仕事も任されなくなっていきました。

 

他にも他部門から「こんなゴミが出たけど、どうすれば良いか?」とか質問来たら対応したり(頓珍漢な対応して、上司を怒らせることもしばしばありました。)

こんな感じの最低限の仕事すら臨機応変に対応できなかったので、なかなか次に進みませんでしたね。ってか進まずに担当外されたんだけど。

どうも他者が決めた基準やルールを守って行動するのが大の苦手なようです。自分が決めたなら、何でこんなルールにしたのか理解しているからスムーズに進めますが。

他者が決めたルールの意図を理解したり、覚えたりするのが本当に苦手であり、ルール通りに動けているのか?このような対応するのはルールとしてはどうなのか?違反しているのか?そういったことまで考えると、分からなくなり業務が滞ってくる。

なので環境管理業務みたいな、法律や自社の規程等のルールに縛られまくる業務は自分にとっては地獄だというのが改めて理解できた気がします。

その点生産管理はまだ自分の裁量で動け、ルーチン程度ならよく動けていたと思えますね。

 

さてと、次回は環境管理業務の体験記というか、環境管理業務部門での日常についてお話しましょうかね。(笑)