ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

自分の価値は自分にしか分からない。

先日から、ある個室で1人資料や備品の仕分けをするようになったという話をした。

https://nbombombonds.com/2018/05/15/post-3035/

1人での作業で頭も使わないからルンルン気分で作業を進めていくと、あっという間に作業の1/10は終えてしまった。1か月かかると言われていたのだが・・。

ほんでもって、このことを上司に報告する。すると、お褒めの言葉をいただいた。

上司:「早いねぇ。すごいじゃん」

普段、他人から褒められることが無さすぎるせいか、こんなしょうもない雑用業務の速さを褒められて、頬が緩み、モナ・リザのような笑みを浮かべてしまった。

いや、もっといやらしい感じかな。ニターみたいな。真珠の首飾りの少女みたいな。

いや、全然違ったわ・・。

話を戻して、ここで私はハッと我に返るんですね。

何、俺、喜んでんだ!!!

これ、幼稚園児が散らかしたおもちゃを1人で片づけることができて、幼稚園の先生に「偉いねえ」って言われて喜んでいるレベルやね。

何、かすかな微笑を浮かべてるんだ俺。何ちょっとやりがい感じてんだ俺・・。

ホントなら屈辱的なことだが、その屈辱すら感じることができないほどに私は人から褒められるという経験を長年していないわけだ。

学生時代とは大違いだ。学生時代なんか、真面目に勉強して、真面目に授業を聞いてるふりをしているだけで先生から褒められていたのに、社会人になってからは殆どってか全くと言っていいほどそんな経験してないもんなあ。人様から褒められるなんて・・。

ま、でも最近は他人の評価ほどあてにならないものはないなと思ってる次第。むしろ自己評価が重要かと思っています。

他人の評価あてにしてロクなことはない。基本、自分の基準を相手に当てはめて考えているわけだから。私の場合、今年は昨年の仕事ぶりが全く評価されず、昇給も無しだったわけだが、自分にとってはきつい思いをしながらも耐えて、何とか乗り越えたもので、「自分よく頑張った」って思うくらい。ただ、自己評価とはいっても、どんなにダメであったとしても、自己否定はしない。常に自分を褒めるようにしたほうが良いね。

自分で自分を評価をし、常に自分を褒めてあげるスタンスで行ったほうが、前向きだし、精神も安定するし、そして自分のペースで自分のやりたいことを頑張れるわけよ。

俺の場合は資産900万弱も形成してよく頑張っていると思ってるし、会社にも嫌な思いしながら毎日よく頑張っているなあと思っているわけで。

まあ、自己評価は無理やりにでも高めに持っといたほうが良いかな。

今回上司に褒められても、所詮は他人の褒め言葉。期待値という基準が低い故に期待値より少し成果が上回ったからびっくりしてるだけ。だから「褒めてんじゃねえよ。バーカ!!」くらいのスタンスで行くべきだったのに、にやけてしまった自分が情けない・・。

自分の価値は自分にしか分からないのだから。