寂しさというのはどこから来るのかって言ったら、やっぱ他人と比べてしまって、相対的に感じるものなんだろうなとは思います。
友人が結婚して子供を持ったりしているのを見てると、何か友人が遠い存在に思えてしまうのと、家庭を持たず独身の自分は寂しい人間なのかな?とも思ったりもしました。
つい最近、地元の道端で10年ぶりに中学時代の友人と再会したのですが、その時も友人が結婚していないって聞いて、少し安心している自分がいましたね。
あー、やっぱり寂しさって他人(特に友達とか距離が近かった者)の状況と比較して、感じるものなんだろうなあって思いましたね。
じゃあ自分も寂しさを満たすために結婚しようかってなると、それもまた違うんですよね。
だって結婚して他人と暮らすということはお互いの価値観や考えを尊重し、ある程度気遣って暮らしていかないといけません。
それを寂しさを満たしたいという理由で結婚するのは、それはただの自分のエゴであり、自分目線でしかないわけですね。
それに結婚して相手を気遣い、支えあって生きるなんて自分には多分できません。私も相手に依存してしまいそうだし、相手が私に依存してくるのも嫌だし。
そんなこと考えたら、「やっぱ独身でえっか」って思い、寂しさもそこまで感じなくなりました。
ま、上述したように、たまに友達と会って、相手が結婚していないと知ったら、安心したりとか、そういうのはありますけどね。
そういう点では、独身って精神的に自立しているとも言えそうです。
自分で何でもできて、賢い人間ほど独身だったりする人が結構いたりしますしね。
たまに独身を嘲笑する人がいたりするけど、自立心を養うなら、独身のほうが良いかもしれません。
助けてくれる人がいないから、何でも自分でしなければなりませんからね。