私は読者の方や身内から、「ボンさんって心が強いね」とよく言われます。
きっと仕事できないくせに会社に堂々としがみついて給料泥棒していること、周りから陰口叩かれていても気にしていない素振りを見せていること、そういうところを見て「こいつは心臓が強い」と思っているのでしょう。
しかし、断じて私はメンタルが強いわけではありません。多分神経が図太いだけなんだと思います。
「メンタルが強い」のと「神経が図太い」のは違う
みなさんは「メンタルが強い」と「神経が図太い」にはどんな違いがあると思いますか?
前者は結構褒めたたえるときに使われますよね。でも後者はどうですか?もし自分が「神経が図太い」と言われたらどう思いますか?あまり良い感じはしませんよね。
何が言いたいのかというと、私は周りから悪口言われていようが、楽な仕事に甘んじて(今は楽とは言えないが)給料泥棒してようが、20代という若さで窓際族をしてようが、そういうのはそこまで気にならないんですよね。
でも、他部署と調整が必要な仕事を任されたりすると、もうダメ。自分から他人に仕事をお願いしに行ったり、説明しに行ったりするのはもう恐怖で仕方ありません。
この2つの違いは何か?
つまり受身でいるのは楽で、積極的になるのはしんどいってことですね。
周りから悪口言われたりってのはほぼ受身って感じじゃないですか。聞き流せばいいし、慣れるんですよ。
でも自分から積極的に他人に話しかけにいくのは、本当に精神を消耗します。ずっと慣れません。
どんなことでも他人に話しかけ、怒られても物怖じしない。こういうのが本当の「メンタルが強い」に当てはまるのでしょうね。褒められて当然。
私は本当にただの怠惰です。どんなに周りから悪く言われようが、給料泥棒してようが開き直ればいいだけ。色んな人を巻き込んでバリバリ仕事するより遥かに楽なんですよね。慣れるから。
だから「神経が図太い」人間なんだとは思います。
そういえばうちの姉も神経が図太いな。専業主婦してるから、私がよく「ニート、ニート」と煽っててもヘラヘラしてたし。
まあでも、なんか嫌なことがあればすぐ泣きますね。ま、私も泣き虫のほうですけどね。
姉も「神経は図太い」けど「メンタルは弱い」人間なのかな・・。