ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

会社で知り合いはもう増やしたくない。

最近は後輩から、私の仕事内容について詮索してくる奴が多い。

「ボンさんって事務所に帰ったら何してんすか。」とちょっと表情に笑みを浮かべて聞いてくる奴や、

「ボンさんの部署ってどんな仕事をするんですか。」とかちょっとにやけた顔で聞いてきたりする奴とか・・。

(この後輩というのは、私が昨年世話役を担当した子たちね。)

やはり、後輩の目から見ても、私の仕事ぶりについては違和感を感じる方が多いのだろうか・・。

こうやって後輩が私のことを詮索するのは、私という人物の存在を知ってしまったからに他ならない。

どういうことかというと、昨年世話役を担当させられ、滅多に他部署の人間と絡むことはない私は強制的に新入社員という他人たちの前に立たされた。

そして、彼らは私という人間の存在を知ってしまった。そして、私のあまりのポンコツぶりを見て、「こいつ、こんなんで仕事任されているのかな?」とか「こんな奴、何の仕事任されてるんだよ。」とか思ったはずである。

私という人間を知ってしまったがために、私に興味を持ってしまったのだ。

もし世話役なんか担当させられなければ、私は後輩と関わることは無く、ポンコツぶりを見せつける必要もなく、誰からも知られない存在として、会社で堂々と過ごせたはずである。

しかし、後輩は私のことを知ってしまったから、会社のどこかで出くわせばいやがおうでも意識してしまう。

ただ、普通に歩いているとふと彼らに出くわした時、私の暗黒の歴史が蘇らせられる。

「あ、俺の痴態を見てしまった後輩たちや!!ひい~!!」

「俺の会社での立場を何となく悟ってるんやろうなあ。軽蔑してるんやろうなあ。」

とネガティブな気持ちになったり、気まずそうにしてしまう私・・。そして、冒頭で述べたように、仕事内容を詮索されてしまう日々。

もちろん私は言葉を濁したり、誤魔化したりしている。まあ、別に雑用係をやっていると素直に言っても良いが、もしかしたら、「そんな簡単な仕事で俺たちより高い給料貰ってるのか!?」とあらぬ反感を買われては困るからな・・。

くそ!!こいつらと知り合うことがなければ、こいつらにこんな話しかけられ、詮索されて消耗するなんてこと、経験しなくて済んだのに!!

後輩の世話役は今年で担当を外され、「かわいい後輩たちと絡む機会は無くなるのか・・。」と少し寂しい気分になったのも正直な話、事実であるが、こうやって会社で私の知り合いが増え、私の会社での立場を詮索されたときに気まずい思いをする機会が増えないと思えば、担当を外されて良かったと今は思っている。

私の立場上、もうこれ以上、会社で知り合いは増やしたくないのだ。