ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

生産管理業務体験記 その2(業務での失態の数々①)

さてと、生産管理業務で、一大プロジェクト的なものは一度もやることなく終わってしまいましたが、普段の業務もなかなかに大変でした。個人的に。

普段の業務で最も大変だった出来事や、印象的な出来事についてまとめていこうと思います。

新型切り替え時におけるトラブルの数々

さてと私が担当していた機種で、改良型である新型に切り替わる時期がありました。

改良型の新型とは言っても、一部のパーツが新型のパーツに変わるとかそんな感じでした。

んで、新型への移行期間中に旧型のパーツはもう使わなくなるので在庫処分していこうという流れになっていました。

しかし、新型へ移行するにもまだまだ時間があったわけなんですが、旧型のパーツはどんどん在庫処分されていきました。

これがどういうことを意味するのかというと、製品を作ろうにも、パーツが無いのでモノが作れなくなる状況ができてくるんですね。

んで、毎日工場が作らないといけない生産台数は決まっていたのですが、それが不足する事態が起きるようになりました。

しかし、決められた生産台数は遵守しなければならず、1台でも少ないと、課長から呼び出しを喰らい、なぜできていないのか理由を問い詰められます。

生産の平準化と言って、生産量をある期間中に均等にばらして生産する手法を採っていたので、ある時期に生産台数が低いと、後々皺寄せが来て、作れなかった分の生産台数を補うように1日のノルマがさらにアップし、休日出勤も発生するくらいの業務負荷がかかります。

これらが嫌で必死に生産台数を確保しようとするのですが、なんせ新型切り替え時で旧型パーツが不足している状態。まあもうほぼ不可抗力で仕方ないと言えることなんですが、課長に呼び出されて、それを説明しようにも、「何でできないんだ。これはどういうことだ。」と細かいツッコミを入れられ、私もすぐテンパってしまう性格ゆえにしどろもどろになり、毎回課長を納得させることができず、課長から「じゃああれやれ、これやれ。」と無駄なことをさせられ、時間を無駄にしていくことばかりでした。

この説明するのが嫌で嫌で、課長に説明して納得してもらうよりも、何とか生産台数を確保することだけに必死になり、他部署に働きかけて、部品納入を早められないか聞いたり、工場中部品を探し回ったり、その間も現場でトラブルが起きると、関係部署に働きかけて、一緒に解決してもらったりと、時間はあっという間に過ぎ、サービス残業までするようになりました。

 

サービス残業していたのは、課長に残業申請をすると、毎回理由を聞かれ、納得させるのに消耗するのが嫌で、残業申請をしていなかったためです。課長は私がサービス残業をしていることを知っていましたが、見て見ぬふりで、「毎日君は定時に帰ってるくせに。」と事あるごとに言ってきたのを覚えています。横で、先輩が「この子いつも残っているよ?」と言うと、聞こえていないような反応をしていましたね。)

 

そして、ついにどうにもならなくなった時に、私は普通に考えてやってはいけないことをやってしまいました。

それは生産台数を確保するためだけに、パーツが揃っていないけど、その不足していたパーツが明日届く予定になっていたので、無理やり引当て、何台も生産指示を出してしまいました。

案の定翌日は現場がモノが無いから作れねえということで、大混乱。現場の係長からも大激怒されましたが、そんなことも頭に入ってこないくらいには精神的に疲弊していました。

 

新型切り替え前日に開発から作業手順書が届く

またこんなこともありました。

新型に切り替わると同時に、当然現場も移行前に新型の製品の作り方を知っておかないといけない。

しかし、開発課から製作の手順書が全然来ない。

私も現場から言われて初めて気づき、開発に問い合わせると、新型に切り替える前日にその手順書を渡してきました。

当然現場は大激怒。でも今回は私も気づかなった落ち度はありますが、開発の落ち度のほうが大きいです。

現場も急に作る羽目になってしまったので、まず作り方から覚えないといけないので、当然生産は滞ります。

でも今回は開発の落ち度が大きいし、課長も分かってくれるだろうと思ったのですが・・。

課長から呼び出しを喰らい、生産が滞っている理由を聞かれ、私も事情を説明したのですが、課長は「現場から直接聞いて言質取ってこい。」と私に命令し、私もビビッて、言われた通りに、現場に直接聞きに行ってしまいました。

私も絶対炎上すると思いながらも、当時課長の言うことには逆らえずでした・・。

聞いたふりして、「こう言ったよ!!」って言ってやれば良かったですが、当時の私にはそんな度胸も無く・・。

案の定、現場の作業者からは、「こんなこと言いたくないけど、君のとこの不手際のせいでこうなってんだよ!!分かってるだろ!?」と大激怒。

私は謝りながらもその場を去り、言質は取ったので、課長に説明し、一応納得してもらいました。まあ先輩のフォローもあってのことですが。

まだまだあります。長くなるので次回にまわします。