ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

30年仕事を干され、定年まで全うした強者がいるとは・・。

私は今年の4月から窓際族をしています。仕事内容も誰でもできる雑用レベルの仕事ばかりで、精神的には楽だが、会社に行きたくないという気持ちは変わりません。

到底定年まで勤めたいとは思いませんね。しかし、中にはそんな状態を30年も続け、定年まで全うした強者がいました。

まあ、10年以上前に定年退職し、ニュースになっていたものを最近検索して見つけました。同じ窓際族として感じるものがあるので、超古いニュースだが、話題にしてみたいと思います。

窓際族を30年続け、定年を全うした強者

運輸業界の闇カルテル内部告発したとして、報復人事で約30年間、閑職に追いやられたトナミ運輸社員串岡弘昭さん(60)が20日定年退職した。 串岡さんは支援者らに「本当は好きな営業の仕事がしたかった。過去の辛かったことも、乗り越えてみればいい思い出になるかもしれない」と話した。串岡さんは普段と同じ午後5時30分に退社。職場の外で待っていた支援者から「お疲れ様でした」と迎えられ、花束を手渡された。最後の1日は自分の席で長かった窓際族の生活を振り返ったという串岡さん同社の経営陣からは何の言葉もなかったが、若い社員からは拍手で見送られたという。「寂しい思いもあるがやるべきことはやった。明日からは少しのんびりします」と笑顔を見せた。

なんせ古いニュースなので、ソースであるニュース記事が見当たらずなので、ブロガーさんが記事にしているものを引用してます。

詳しくはそちらからどうぞ。

それにしても30年間っていうのはすごいですね。私なんか後10年ちょっとでセミリタイアするぞと言ってますが、10年でも嫌なのに。

この方は報復人事で研修所に追いやられ、退職するよう仕向けられたみたいですね。そこでやっていた仕事は以下のような内容だったとか

3畳ほどの部屋をあてがわれ、たまの仕事は草むしりやストーブの給油、雪下ろし、布団の整理など。

ま、ここだけ見てみれば、私とやってることと大して変わらないなあと。ま、被るのは草むしりだけですが、仕事レベル的には似たようなもんですね。

でも研修所に隔離されていたというのはちょっとうらやましいかな。私なんか周りはちゃんとした仕事やってるのに、自分だけ簡単な仕事ばかりやって、たまに暇そうにしてますからね。

もう目立つ目立つ。陰口は叩かれるは、バカにされるはで、今ではすっかり有名人になってしまいました。ま、慣れましたがね。

そういう点を考慮すると、研修所であまり人の目にさらされないってのは羨ましいですね。ま、この串岡さんって方にとっては苦痛だったんでしょうが。

でも、この方はこんな目にも遭っていたとか・・。

自宅に怪電話がひっきりなしにかかる、尾行され常に監視されているという脅迫観念を抱く。暴力団員が自宅に押し寄せていった「会社を辞めないと組の若いもんを使って交通事故を装ってあんたをひき殺すことだって出来るんだよ。飲酒運転で自宅へダンプをつっこますることだって簡単なんだ」と・・・・・

昔の時代は怖いですね。こんなことが平気であったのか。さすがの私もここまでされたら辞めてるかも・・。

この方は私と違って、仕事に対してはやる気と熱意がある方だったと思うので、ただでさえ研修所に隔離され、屈辱感は半端なかったであろう。(私なら羨ましいと思うが)

それだけでなく、こんなヤクザまがいの脅しまで受けて、相当精神的に追い込まれますよね。

しかし内部告発の代償は脅迫やいじめだけでなく、日々の生活を過酷なものとした。55歳になっても手取りは新入社員並みの18万円、昇給することは30年間なかった。それで子供二人を大学にまで進ませている。串岡氏は「我が心に恥じるものなし」と言い切る。

家族も養わないといけないのにこの収入はきついですね。ま、今の日本は実力主義になり、年功序列は廃止されつつあるので、この状態については仕事ができない家族持ちのどのサラリーマンも一緒だと思いますがね。私も昇給してませんし。

ま、この方は内部告発せずに、サラリーマン街道を進めば、普通に出世して、高収入稼げただろうに。あるいは転職して違う道を進むこともできただろう。

しかし、串岡さんという方はそれをしなかった。よほどの信念がなきゃできないですね。

この方は立派にも「我が心に恥じるものなし」と言い切っている。これを見た私は少し勇気づけられました。

私もハッピーなセミリタイアを目指してお金を貯めるために、今の状態でも辞めずに何とか続けている。

これも私にとったら信念のようなものだ。この信念を貫き、資産形成に励んで、何とかセミリタイアの目標年齢である37歳まで仕事を辞めずに続けられたらなと思います。

そして、私も「我が心に恥じるものなし」と言い切って辞めたいものですね。