ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

確定申告メモ(株、投信の譲渡損益、配当控除の確定申告)

さて、昨年の分は株の譲渡損益、受取配当金、ふるさと納税の3セットの確定申告が必要でした。

備忘録も兼ねて、今回の確定申告について記事にしようと思う。

株の譲渡損益の確定申告の準備。年間の株、投信の売買取引内容を見るには?

まず、今回は昨年株と投信をいくつか売却したので、損益通算の確定申告が必要だろうなあと思っていたところ、私が保有している特定口座はなんと源泉徴収なしでした。

ということで、売った時点で特に税金は源泉徴収で自動的には取られていないということだった。

したがって、株の譲渡損益がその他雑所得含め20万超える場合は確定申告が必要になる。

20万超えない場合は確定申告不要とのこと。

さて株、投信の譲渡損益はどこで見るかだが、それは特定口座年間取引報告書である。(年初に電子交付で添付される)

年間取引報告書を見てみると・・・。

上のはSBI証券の年間取引報告書の見本なんだけど・・。

私の年間取引報告書の場合、記入が、上の図の3,4,5の「上場分」に入力されていただけで、その他は入力が0であった。

ちなみに、3.譲渡の対価の額は、株を売却した時の約定金額(手数料含まず)で、

4.取得費および譲渡に要した費用の額等は株や投信の買付け時の取得金額(手数料含む)だから、

5.差引金額というのが、株と投信の昨年の譲渡損益ということになる。

さて、3、4、5のみ記入ありということで、株の譲渡損益のみ年間取引報告書に記載があったということになる。

配当金は?ということだが、源泉徴収なしの特定口座の場合、年間取引報告書には配当金の記載は無いみたい。

配当控除の準備。配当金の支払い金額はどこで見るか?

源泉徴収なしの場合は、配当金の報告には別の「上場株式配当等の支払通知書」というものが送られてくる。

それを見ながら、確定申告を行うことになる。

あれ?源泉徴収なしでも配当金は税金確か取られてたなって思って調べてみると、

どうやら配当金や利子、分配金は源泉徴収なしの特定口座でも源泉徴収の対象でした。

配当所得から出される税率は20.315%(15%は所得税で、残り5%は住民税)なのですが、総合課税で配当控除の確定申告をすると、税率は以下の表のようになる。

 

 

所得税のほうは税率が15%→0%になるので、所得税はすべて返してもらえる。(私の課税所得は330万円以下だ。)

ただし、住民税の場合、税率が5%→7.2%と上がってしまっている。

これを元の5%に戻すために、市役所で住民税申告不要の手続きをしないといけない。

 

ここで、「あれ?株の譲渡損益って20万以下なら確定申告不要だけど、住民税だけは確定申告必要だよな(自治体によって違うらしいが)。でも配当控除で住民税申告不要の手続きをするとなると・・・。どうすれば良いんだ?」と疑問に。

1ヶ所の会社等から給与の支払いを受けている給与所得者で、

その年の給与収入の年収が2,000万円以下かつ「給与所得・退職所得以外の所得金額の合計」が20万円以下の人は確定申告が不要らしいんだけど、

配当控除の確定申告をする場合は、給与所得・退職所得以外の所得金額の合計が20万円以下の場合でも、確定申告が必要だそうだ。

確定申告すれば、譲渡損益のほうは嫌でも住民税の申告もしたことになるし、だから配当控除だけ住民税申告不要の手続きをすれば良いということになった。