ヘタレな無職の日記

仕事ができず窓際に追いやられた無能リーマンが節約と投資、副業で資産形成し、31歳で退職しました。これからは少しの小遣い稼ぎ(Uberとか)と家庭菜園、資産切り崩しで生きていきます。

与那国島旅行記&釣行記(5日目・6日目)

5日目

さてと、5日目はというと、またまた宿からすぐそばの祖納漁港で釣りをすることにした。

というのも、漁港の堤防の先端が、海面から高すぎるので、釣りを断念してたんだけど、やっぱり気になったので、釣りをすることにしました。

そうは言っても、仮に釣れてしまったら、網も届かないのにどうやって釣り上げるか?

そこで、先端の網枠を外し、漁港周辺に落ちていた短い綱を2本拾い、取り外した網枠にその短い綱を2本十字型にクロスさせるように結び付けて、バッカンに装着されている縄が取り外し可能なので、それを取り外し、先ほどの綱に取り付けると、縄自体はかなり長いので、高い場所から海面まで下すことができる即席の自作の網が作れた。

その網を持って、先端の高い堤防に挑んだ。

↑当日は快晴で海底まで透き通って見え、かなり綺麗だった。晴れたらこんな綺麗なんだな。

 

↑堤防の先端に到着。眺めも最高!!

早速釣り竿を用意し、投げる。

海底の深さに合わせて、ウキ止め糸の位置をずらし、針が海底近くまで沈むように設定。

しばらく釣りをしていると、最初は当たりが無かったが、しばらくすると、ウキがチョンチョンと動いたので、すかさず合わせてみると・・。

 

↑エソが釣れました。小さい。

しかし、こいつは切り身にして餌として使えるなと思ったので、キープ。っていうかすぐに締めて捌いた。

 

んでしばらく釣りを続けていると、また反応があり。合わせてみると

↑ゴンべの仲間、ホシゴンべ。カサゴやハタと似ていて、よく間違えられるが、別種の魚。

20㎝くらいだったので、逃がす。

 

さらにしばらくすると、それは来た。

ウキがゆっくり沈んだかと思うと、ギュイーンと海底のほうへ走らせた。

慌てて応戦するが、途中ブロックの下に逃げようとしたので、そうはさせまいと必死になってたら、またバラしちゃった・・。

もうちょっと冷静になれないものだろうか・・。

 

それからしばらくしても特に何も釣れず、その場を後にする。

結局自作の網を使用しませんでしたね。まあ、かなり使いづらいと思うし、それで良かったかも・・。

 

↑さてとお次は久部良の集落にバスで向かった。

今回の目的地は↑の写真の漁港!!なんかね、ひっそりとした場所にあって、穴場感があったので、期待を胸に膨らまして、来ちゃいましたよ。

さあさあ早速投げてみる。餌はいつもの自作の練り餌だよお。

っと始めた瞬間から、早速ヒット!!

しかも強烈な引きで、粘り強い感じ。身に覚えのある感触だった。アイゴかな?って思ったら・・。

 

↑ハナアイゴでした。綺麗ですね。こいつはアイゴの仲間だけど、臭みが殆ど無く、刺身で食べるとクソ美味いんですよね。

サイズも30㎝と良型。ここは期待できるぞと思い、さらに続けていると・・。

 

次々と色々な種類の魚が釣れました。ここの漁港、こんなに反応が良いとは。

足場も良いし、ゆっくりできるしで最高の釣り場でしたね。

まあ、ダイバー用の船が行き来するので、そのたびに釣り竿を引き上げるのは大変でしたが。

海底もそんなに深くもなく、浅いのに、なぜ魚がこんなにいるのか不思議でしたが。

ここは1匹釣れたら、次はしばらく釣れないというような現象は起きませんでしたね。ホントに穴場の釣り場でした。

 

↑たくさんの種類が釣れたので、夕飯の刺身も彩りがあり、綺麗でした。

右の和え物は、ボタンボウフウという、沖縄の海岸で自生しまくっている薬草。長命草とも言われ、食べると長生きするそうです。ハーブの様な味でした。美味しくはない・・。

 

6日目

さて、この6日目は特に本格的に与那国島を観光した日でしたね。

あらかじめ行こうと思っていたのは、東崎展望台。バスで行こうと思ってましたが、ここは路線バスのルート外。バスは通っていないのです。オーマイガー。

なので、仕方なし、歩いて行くことにしました。ま、歩いて行ったほうが、島の空気感をゆっくり味わうことができるので、良かったですが。

↑東崎展望台へ行く途中に、与那国島の名所、六畳ビーチへ。

名前の通り、砂浜が六畳くらいの広さしか無さそう。名前の由来がこれなのかは分からんが。

 

↑しかし、朝から徒歩で行ってたけど、朝の静寂な時間だから、最高でしたね。癒される。

 

↑道の途中で、今度は道のど真ん中をぼーっと突っ立っている馬が・・。

君も黄昏ているのかい?

 

↑そんなこんなで東崎展望台へ到着。

ここも、広大な牧場みたいな感じ。馬たちもいて与那国らしい景色だねえ。

 

↑与那国馬は在来種かもしれないとのこと。日本の在来馬かあ。

昔は貴重な家畜として、馬車を引いたりしてたんだと。今は自由の身。

奴隷から解放されたんだね。ん?人間はどうだって?嫌なこと聞くねえ。それはお察しだよ。

 

↑僕のことを愛らしい目で見つめる牛。こいつは警戒心なかったな。

北牧場の牛たちは近づくと、僕のことをばい菌扱いするかのように避けていったが・・。

 

↑東崎展望台から見た海。今日も荒れている。

 

↑この後、釣りをする予定の磯場が見える。

 

↑ということで磯場へ到着。荒れているが、今日は頑張って釣りをしてみたいと思う。

 

↑釣り場から見た、東崎展望台。さっきまであそこにいたんだなあ。ここまで来るのに結構坂が急できつかったよ。いや、あの断崖絶壁から下りてきたわけじゃないよ。別のルートからね。

 

↑釣果はイチモンジブダイの雌(30㎝)。与那国島はこいつがとにかくよく釣れますね。

他のイラブチャーあまり釣れなかったなあ。

こいつ以外でも、魚の切り身を餌に釣りしたら、ものすごくデカいの掛かりましたけどね。根に潜られてそのまま根掛かりして終わった(´;ω;`)

何というか反応は結構良い釣り場だったけど、波が荒い。潮が引くと、浅いリーフにぶつかる勢いで波が高くなって、私がいる足場にも襲い掛かってきたので、途中で退散しました。

怖かった・・。

 

さて釣り場を後にして、そのまま宿に戻ろうかと思ったけど、せっかくだし、比川集落に向かって、島を時計回りに外周道路を進むことにいたしました。徒歩で。

 

↑途中色々な名所を見て回る。

 

↑さらに歩いて行くと、なんやら東南アジアにありような雰囲気の山が見えてくる。

本当にここは日本か?

この後あの山でまさかハイキングすることになろうとは・・。

 

そして、ちょうど人面岩が見える展望台への案内ルートがあったので、行ってみたが・・。

人面岩どこ?

全然分からない。グーグルマップで見てみると、人面岩は↑の写真とは反対側のほうにあるらしい。それでも見えなかったが・・。

 

↑案内ルートにはさらに先に道があった。

どうやら、この先を進むと人面岩があるらしい。

正直あまり興味は無かったが、このジャングル感のある道に妙にそそられてしまったので、少年の様な気持ちになり、冒険心で進んでみることにしました。

 

↑んで結構1.5㎞くらい進んだところにありました。結構歩いた気がします。

ジャングルの中にポツンとある大きな岩。異様でしたね。本当に日本かここ

 

↑人面岩の上に上ると見える景色。景色はまあ普通だね。

 

さて、この人面岩のある場所から、さらに先にも道が続いていました。

どうやら、この道を進めば、島の外周道路に出られるみたいなので、進んでいく。

 

↑ずっと進んでいく。同じような景色がずっと続くので次第に不安になってくる。

途中グーグルマップを見ながら、おおよその自分の位置を確認しながら進む。

すると・・。

 

↑ちょっと整備された道に出ました。このまままっすぐ進んで行くと、外周道路に出られましたわ。ホッと一息。

そのまま外周道路を進んで、比川集落へ向かう。

 

↑途中で見つけたバナナの木?

花が咲いてるようだった。変わった花だな。

 

さて、比川集落に無時到着。東崎展望台から8kmの道を歩いて行きました。8㎞でもだいぶ疲れましたね。50㎞歩いたっていうミクさん凄いわ。

↑4日目に行った比川の地磯で少しだけ釣りして、バスで午後6時くらいには帰りました。

ちょっとしたロングトレイルでしたが(通算15㎞)、サイクリングするより、歩いて回ったほうが、ゆっくり移動できるお陰で色々な発見があったり、その場所その場所の雰囲気、空気感をじっくり味わえるので良いですね。

言うほど疲れもしなかったし、小さな離島は歩いて1周するのが良さそうやね。

満足度も高い。